ダイアゴン横丁(3) ページ7
ラスマが服の中でもぞっと動く度に少し擽ったくて笑みが零れてしまう。
リリーはラスマの事を知らないから後で合流したら話してあげなくちゃ。
店の外でセブルスが払ってくれている会計を待っているとふと視線を感じる。
視線の先を見つめると黒髪でメガネの同い年ぐらいの少年がその茶色の瞳でこちらを見ている。
…俺なにかしたっけ？
「…君、なんでこっち見てるの？」
「え、あ、ごめん。さっき見た女の子にそっくりだったから…」
「姉妹かと思った？ごめん、俺男だから」
さっき見た、ってのはリリーの事だろう。
気を悪くしたと思ったのか少年はまた俺に謝る。
気にしなくてもいいのに。
「よくある事だから平気だよ。俺、A･エバンズ。君は？」
「あ、僕はジェームズ。ジェームズ･ポッター」
「ジェームズ…うん、覚えたよ。また会おうね、ジェームズ」
からん、と後ろのドアのベルが鳴り、セブルスが出てきたのでジェームズに手を振って二人でリリーとの待ち合わせ場所に向かう。
ジェームズはキョトンとした顔を見せたが呼ばれた声に返事をして、同じように手を振って離れていった。
「…誰だ」
「ん？あ、今の子？ジェームズっていうらしいよ。さっきリリーを見かけたらしくて、そっくりな俺に話しかけてきたってわけ」
それに、彼も俺たちと同じくホグワーツに入学するはずだ。
じゃなきゃこんな所で新品のケースとローブなんて着てないもんな。
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八神(プロフ) - ああさん» ……ああ！？本当ですね……修復が難しい流れなのでキャプション記載させていただきます。ご指摘ありがとうございます。 (2019年11月9日 22時) (
レス) id: 5d49f427fa (このIDを非表示/違反報告)
ああ - あの、組分けの時って苗字順に呼ばれるじゃなかったですっけ？ (2019年11月4日 11時) (レス) id: a72da57039 (このIDを非表示/違反報告)
LN - 楽しみにしてる、いい作品だね！こういうのハリポタだと珍しいから頑張って！ (2019年5月27日 0時) (レス) id: 33cdc0490e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八神 | 作成日時：2018年12月21日 21時
