そんなだから皆に愛されるんですよ 【冨岡義勇】

#7 真っ白な ページ10

『 わっいっぱい積もってますよ！』



｢寒い…｣



『 だからこそ体を動かしましょう！』



｢嫌だ｣




『むっ…じゃあ私は遊んできますね 』









｢相変わらず子供っぽい奴だな…｣
(でもそんな所も好き)









『よっし雪だるまできたぁ
今度禰豆子ちゃん達とも作りたいし伊之助くん達と雪合戦もしたいな 』



あんまりここら辺は雪が積もらないから
こうやって久しぶりに降るともう楽しくて楽しくてしょうがない。

義勇さんと遊べたらもっと楽しいのかもしれないけどね




『 うーん次は…ってうわぁ！？』




｢…！

危ないっ！｣






『あ、ぎ…義勇さん 』


｢雪に滑ったんだな 気をつけろ｣



『はい、ありがとうございます





あの… 』



｢なんだ｣





『 支えてくれるのは嬉しいし助かったんですけど









お尻に…手が当たってますよ』





｢！！！！！｣






いやまぁ義勇さんなら平気だけどね




｢す、すまない。｣




『いえ、ふふ。

もう転びたくないし少し冷えてきたし
私も中に戻りますよ 』


｢そうしてくれると助かる…｣









雪はこんなにも真っ白なのに

貴方の顔は真っ赤ですね
絶対霜焼けじゃないんだろうなぁ。それ。









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