#14 いざ、実践 ページ18
「よし、教える事は教えた。とりあえずやってみろ冨岡。当たって砕けろ、習うより慣れろだ」
と宇髄に言われた翌日、Aをもう一度逢瀬に誘った。あの後半日も色々と教わったがこれでAを楽しませる事ができるだろうか
そもそも砕けてはいけない気がするが
『じゃあ行きましょうか 』
「あぁ」
『でも珍しいですね。義勇さんから誘って下さるなんて 』
「俺だってお前との時間を大切にしたい」
『そうなんですか。何だか嬉しいですね 』
宇髄の教えその1
とりあえず相手を思いやる気持ちを言葉にしろ
冨岡は言葉が足らなすぎるから言うだけでもAは嬉しくなるぞ
…直接口にするのは恥ずかしい
「A、手を」
『手…?はい、どうぞ? 』
「違う、恋人握りだ」
『は、はい 』
その2
距離を近くしろ。簡単なのは手を握ることだな。勿論恋人握りで
Aの手は小さくて可愛らしい。折れないか心配なくらいだが
『簪を買って下さるんですか!?
いやでもここにあるやつ高いですよ?』
「かまわん。…これなんてどうだ」
『 確かに素敵ですけど…似合わないですよ多分』
「そんなことない。Aが刺すと一層綺麗に映える。似合っているぞ」
『あ、ありがとうございます 』
その3
何か贈り物でもしろ。ってもお前はしてそうだな。なら今回は冨岡が贈り物を選べ。いつも自由に選ばせてるんだろうしな。あと身に付ける物ならなるべく褒めてやれよ
俺の感覚で選んでしまって良いのだろうか
似合っているのは本当なのだがAが気に入っているかどうか全く自信が無い
いや、似合っていてとても可愛らしいな。
『 今日は…割と買いましたね』
「Aが欲しいものを買えたのならそれでいい」
『 毎回のことですけど義勇さん全部払ってくれるんですもん…自分のことにも使ってます?』
「問題ない。使ってる(主に鮭大根)
それよりその荷物も俺が持つ、重いだろう」
『えっいや大丈夫ですよ。すでにいっぱい持ってるじゃないですか 』
「平気だ。Aに手を疲れさせる方が嫌なんだ。だから俺が持とう」
『 は、はい…』
その4
細かい気遣いは忘れずに。まぁそこら辺もしてそうだし優しい言葉を掛けとくといいぞ
これで、教わったことはこなせた…はずだ
*
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ゆめまき(プロフ) - 紗夜菜さん» リクエストありがとうございます!採用させていただきますね (2020年3月4日 20時) (レス) id: 63150a678f (このIDを非表示/違反報告)
紗夜菜 - 遊園地デートとかどうですか?遊園地ないと思うけど (2020年3月4日 12時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)
独り身ベア(プロフ) - ゆめまきさん» とても面白かったです!有難うございました!義勇さん可愛い・・・ (2020年3月2日 7時) (レス) id: 8d08b35300 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめまき(プロフ) - 独り身ベアさん» リクエストまで…!ほんといつもありがとうございます!かなり遅れてしまいましたが制作してみました! (2020年3月2日 3時) (レス) id: 63150a678f (このIDを非表示/違反報告)
独り身ベア(プロフ) - リクエストお願いしたいです!義勇さんと一緒に鮭大根を食べてほんわかする・・・みたいなのがいいです!お願いします!更新頑張ってくださいね!(ほんわか系好きな人) (2020年2月29日 18時) (レス) id: 8d08b35300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめまき | 作成日時:2020年2月8日 0時