【日常組】名もない日記 【d!】

あの日 ページ5

最悪だ！最悪だ！最悪だ！





よりにもよって雷だ！




「お願いだから、どっか行って！？あああ、こんな日のために朝早く起きて学校行って先生の長い話聞いて授業受けてる私偉い！みんな偉い！」←




そう、私は雷の大の苦手だ。



しかも、真上だ。





「ちょちょちょっ！誰か電話しない？
マミィ！コールみープリーズ！！！」
＊全て心の中での独り言です。←











そうこうしているうちに、圏外と表示された始末。




「…………ふぁ○く。」←













すると、ｶﾞｻｶﾞｻッと羽ばたく音ともに鳴く鳥の声、
カラスが道路の真ん中で暴れていた。







……え？なにやってるのなにやってるの？





そんなところにいたら、引かれる…。







不味い、周りが誰も見てくれない。
皆スマホで支配されているばかりだ！






こんなの見て見ぬフリ出来ない！














私は思わず飛びだした。カラスの元へ走り出した。







濡れているなんてどうでもいい。












だって人間は残酷だから。











そんな"恐怖"を覚えた。














あの日
















あの時














この瞬間



















体中に電撃が走っていた。

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