トゥバの真ん中っ子

・sb side ページ32

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Aと話をしたあの日、
「逃げたい」と言ってくれたあの日に

「休んでみるのも良いと思うよ」とかけた僕の言葉は

正解だったのだろうか。



きっと正解だった。メンバーみんな、Aが辛いのをこれ以上見たくはなかった。



多分Aの頑張りや努力や苦労を一番近くで見てきたのは僕だと思う。ルームメイトで部屋が同じ僕たちは良く夜に話すことが多い。

悩みを共有してくれるのも少なからず僕が一番だと思う。


でも批判は付き物な職業で、それを人一倍受け取ってしまうA。見るからに痩せてしまって、ご飯も前より食べれなくなって、体調を崩すことが多くなって、、と心配で仕方なかった。



Aが休止してから、ゼロな訳ではないけれど寂しいとは思わない。むしろ、頑張らなきゃと思える。あの子の為に僕がサポートしてあげなきゃって。






A【ご飯いっぱい食べれるようになりました！】


A【病院行ってきました。新しいお薬もらってきましたよ〜】


A【最近体調崩すことが少ないです、もう少しで戻れそうです！】





Aは僕にいろいろ報告してくれる。戻ってこれる日が早まりそうだって。



それまでAの為に戻って来やすいようにちゃんと準備しなくちゃ。

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