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償
『えへへぇ…トンちゃんとお風呂…!』
tntn「なんで勝手に入ってくるんや…」
任務終了後、高級ホテルなだけあって豪勢に薔薇が浮かべられた湯に1人で浸かっているとAが入ってきた。
頼むからそんなタオル1枚っていう無防備な姿で近づかんとって…!!
とかいう俺の考えを他所に巻いていたタオルをゆっくり剥ぎ始めるA。刺激が強い…!!
パッと目を逸らして精神統一
落ち着けトントン。Aの生貧乳という素晴らしいご褒美がすぐ側にあるけど落ち着け。
手を出すな、私情を持ち込むな。
これは任務、ok? this is mission.
暫くしてシャワーの音が止まると、Aが湯船に浸かってきた。…なんでタオル巻くんや
『ふふっ、トンちゃんとお肌が密接…!昇天しちゃいそう!』
tntn「勝手に昇天しとけアホ」
なんて言うてるけど一番昇天しそうなの俺!!
下がすでに昇天しかけてる!!
Aが俺に背を向けて座ってて、こう、柔らかいケツとか太ももが色々当たってもう無理、制御しろとか無理!!
tntn「ッA…!」
『う、わぁ…!?』
Aの背後から腰を引き寄せ、抱きしめる形をとる。そして髪が上に纏められたおかげで露になったうなじに甘噛み。…柔らか、
『や、トンちゃ…ッ!』
tntn「可愛い、もっと声聞かせてぇや?」
耳元で低く囁くとピクリと身体を動かした。
やんわりとAの小さな胸へと手を出す
あぁ可愛い、全部が可愛いわぁ…
『今日は、大胆だね…?』
tntn「今日はそーゆー日や。…タオル邪魔、剥いでいい?」
『ッ、それは、ダメ…!』
と悲しい目のAが言った時にはもう遅くて、
湯船に浮かんだタオル
隠されていた背中には印
その印には見覚えがあった。
確か歴史上最も最悪の組織に理不尽な咎めを受けた事を物語る印、と書物に書いていた
Aに目をやれば絶望しきった顔
彼女の資料が禁書域に納められたのも、子供のようなあどけなさを残したま大人になったことにも、全部納得がいく
tntn「A、」
『……知られちゃった、ね?』
今にも泣きそうな顔でくしゃりと笑ってみせるAに胸が痛む
禁じられていた書の紐が、解かれる
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きゃらめる@tn.zm.em推し - これがツンデレですね (2018年10月20日 2時) (レス) id: 43bc4b2371 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめまくら(プロフ) - fukaさん» コメントありがとうございます!次作も読んでいただけると幸いです…(uωu) (2018年3月5日 1時) (レス) id: 41a15ab2f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめまくら(プロフ) - 千早さん» コメントありがとうございます!色んな作品を読んで下さったとは…!これからも頑張ります(^○^) (2018年3月5日 1時) (レス) id: 41a15ab2f9 (このIDを非表示/違反報告)
fuka(プロフ) - 完結おめでとうございます!私も見ててとても楽しかったです。次作も楽しみです!これからも、頑張ってください!!! (2018年3月4日 22時) (レス) id: 70d24782eb (このIDを非表示/違反報告)
千早 - ほとんどのゆめまくらさんの小説を読ませていただいてるんですが、どれも素晴らしくて読み入ってしまいます、(笑)お忙しいかもしれないですが体調に気をつけてこれからも更新頑張ってください! (2018年3月2日 16時) (レス) id: cbe6e35f7b (このIDを非表示/違反報告)
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