第341話 出発 ページ43
さすがに昨日のお尻ぺんぺんには参った。
この年で、あんなことされるなんて･･･
はぁ〜〜〜
ため息が出ちゃうよ。
ジェジュンのヤキモチには恐れ入る。
宇佐美さんがわたしを好きだとか、変なこと言い出すし。
なんでそんな変な方向ばっかに考えるかな。
人生でモテたことなんてないのにね･･･
約束は守るように努力する。
またあんなことされたらたまったもんじゃない。
しかも今度は、生尻って言うしっ！！！
ジェジュンなら絶対にやるに決まってる。
実は、今日も宇佐美さんにはお昼に誘われたけどなんとか断った。
断った時の宇佐美さんがすごくションボリしてて申し訳ない気持ちでいっぱいになったけど、生尻お尻ぺんぺんなんて絶対イヤだったから、心を鬼にした。
そして、終業ベルがなる。
残業することもないから、早々に帰宅の準備をはじめた。
宇佐美「もう、退社しますか」
「はい･･･」
宇佐美「一緒に出ませんか」
すごく困る。
お昼もなんとか断って、また断るなんて難しい。
だけど、またここは心を鬼にしないっ！
「今日はちょっと」
課長「宇佐美ー！こっち来てくれ」
デスクから課長が宇佐美さんを呼んだ。
宇佐美「はい！」
ナイス課長っ。
「じゃあ、お先に失礼します。お疲れ様でした」
早口で言って、逃げるようにデスクから離れる。
後ろで宇佐美さんが、何か言ってたけど聞こえないフリをした。
彼氏がヤキモチ妬きで、なるべく男の人を避けなきゃならないなんて言えない。
ほんと申し訳ないけど、許してっ。
『今日も迎えに行くから。昨日のところに駐車して待ってる』
その言葉通り、例の黒い車が止まっていた。
横断歩道を渡って、素早く乗車。
JJ「お疲れ、A」
極上の笑顔をわたしに向けてくれた。
「迎えに来てくれてありがとう」
JJ「じゃ、いこっか」
「えっ？どこに？」
JJ「あと二日、じゅっと二人でいれるとこ♪」
「どっか行くの？」
JJ「このまま、行くからね」
いきなりのことに驚いた。
JJ「お泊りだけど、気にしないで。Aの準備もしてきたからさ」
「泊まり？えっ？なに？聞いてない」
JJ「言ってないしー。さぁ、しゅっぱーつ！」
ニコニコ機嫌良く車を走らせるジェジュン。
ほんとに突然すぎて、呆気に取られるわたし。
「勝手なんだから〜」
JJ「Aとデートしたことないじゃん。だから、デートすんのっ！」
うきうきした言葉に少し笑ってしまう。
だって、かわいいんだもん。
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ゆめら(プロフ) - プリンさん» ありがとうございます＾＾ (2013年6月10日 2時) (
レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 殺センセーさん» ドキドキしてくださって嬉しいです＾＾ありがとうございます！ (2013年6月10日 2時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - パンダさん» ありがとうございます＾＾ (2013年4月30日 20時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 楽しい＾＾ (2013年4月30日 14時) (レス) id: 8c0c68e780 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - SHIWHONさん» はじめまして＾＾投票＆お気に入り登録ありがとうございます<(_ _)>頑張って更新しますねっ！ (2012年6月11日 23時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2012年2月13日 5時
