第317話 映画 ページ19
遅い昼食を食べたあと、リビングでDVDを鑑賞することにした。
そこで少し揉めたのが、どんな座り方で鑑賞するかということ。
JJ「ここの間に座って！」
ジェジュンはポンポンと自分の脚の間を叩いて、わたしを座らせようとする。
「そこは･･･落ち着いて観れない･･･」
ゆるく何度か左右に首を振った。
JJ「じゃあ、どこに座る気？」
「ジェジュンの隣にでも･･･」
JJ「あー、却下。俺が落ち着かない。ほら、早く」
手を引っ張られてジェジュンの足の間にすとんと座った。
JJ「落ち着く〜」
後ろから包み込まれ、肩口にジェジュンの顎がのる。
お腹辺りにまわったジェジュンの手を払い退けたくてウズウズして、その大きな手をジッと睨んでると耳元で、
JJ「逃げたりしないように、捕まえとく」
そして、ゆるく回されただけのお腹の前にあった手に力が込められた。
「うぅ･･･逃げないけど･･･お腹の上の手を･･･」
JJ「だっめー！気持ちいいからこのままー。さぁーて、観るよ」
ジェジュンがリモコンを操作すると、画面が変わった。
わたしはジェジュンを意識しないように画面に集中することにした。
．
真剣に観入っていたはずなのに、中盤あたりになると、肩にのったジェジュンを意識しだし、時折耳元にかかるジェジュンの息がこそばゆくて逃げたくなって来た。
モゾモゾと少し動くと、ジェジュンが「ん？どうしたの？」と耳元で聞いてくる。
なんでもないと言うように首を振ると、ジェジュンの手が動いて、ニーハイソックスとショートパンツの間からのぞく素足の部分をなぞり出した。
「！！！」
驚いて振り向くとジェジュンがニンマリ笑っていた。
JJ「ほら、映画に集中しって〜」
そんな事言われても、妖しく動く指先に戸惑って、そこだけに意識が集中してしまう。
這わされる指がどんどん内股の柔らかいところへ移動して、優しくグルグル円を描くよう触られると、背筋がゾクゾクっと電気が走ったみたいになった。
なんだか、すごくヤバイっ。
慌ててジェジュンの手を掴んだ。
「観れない･･･だから、もうダメ」
JJ「･･･やめたくないけど、今日はやめとく」
脚から手が離れてホッとする。
JJ「続きは、もうすぐ出来るからね。ふふふっ」
「続きって！///」
JJ「わかってるクセにっ。はい、映画観るよー」
そしてまた、お腹に手が回される。
目は画面を見つめるけど、頭の中は「続き」でいっぱいになって、映画の内容なんかちっともわからなかった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆめら(プロフ) - プリンさん» ありがとうございます＾＾ (2013年6月10日 2時) (
レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 殺センセーさん» ドキドキしてくださって嬉しいです＾＾ありがとうございます！ (2013年6月10日 2時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - パンダさん» ありがとうございます＾＾ (2013年4月30日 20時) (レス) id: 6524072a34 (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 楽しい＾＾ (2013年4月30日 14時) (レス) id: 8c0c68e780 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - SHIWHONさん» はじめまして＾＾投票＆お気に入り登録ありがとうございます<(_ _)>頑張って更新しますねっ！ (2012年6月11日 23時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2012年2月13日 5時
