＊47 発見！キスマーク ページ47
小姑のように煩い翔太を無理矢理追い返した。
翔太の心配性はいまにはじまったわけじゃないけど、「俺がちゃんと見極めてやるよ」なんて弟のクセに生意気。
かわいい女の子紹介するよう、ナナミに頼むのもいいかもしれない。
翔太に彼女が出来れば、きっと姉離れしてくれる。
うんうん、いい考えだ。
「ふぁ〜〜〜」
大きな欠伸が出た。
少し眠くなって目を擦る。
うーーーんと大きな伸びをしてから、脱衣所に向かった。
昨日、お風呂入ってない(汗)
なのに、チャンミンと一緒に寝ちゃうなんて･･･
臭くなかったよね？
クンクンと自分を嗅いでみるけど、大丈夫そうで安心した。
仕事が終わったら連絡すると言ったチャンミン。
いつでも家を出られるようにお風呂に入ってキレイにしておこう。
髪を一つに纏め、服を脱いだ。
「えっ･･･」
目はおかしくなったかと思って、大きく両目を開いて鏡を凝視する。
首筋にある赤い痣。
見間違いじゃない。
これって･･･
まさかのアレ？
「えええっーーー！」
やっぱり、キスマーク。
いつの間にこんな事されてたのか。
「ああぁーーー」
首筋を押さえしゃがみこみ、今さらながら恥ずかしくて胸の動悸を鎮めるように深呼吸する。
自分に意識がなかったと言えど、首筋にチャンミンの口唇が触れて吸われ、「自分のもの」だと誇示するように印を付けられるなんて、昨日までは想像も出来なかった。
「あぅあぅあぅ･･･」
嬉しすぎて言葉にならない。
どんどん付けられた印が熱を持ってくる。
「どうしよう･･･」
心臓が痛いほど、早く動く。
「こんなの･･･死んじゃう･･･」
恋焦がれたチャンミンが、ほんとにわたしの彼氏なんだ。
夢じゃないとわかってても、やっぱり自分の都合のいい夢なのかもしれないって思えてくる。
鏡に近づいて、首筋をもう一度しっかり見た。
「あぁ･･･嬉しいけど･･･恥ずかしい･･･」
自然と身体が身悶える。
「あっ･･･」
半裸の自分がクネクネ身体を動かしてる姿を鏡で見て、情けなくなってきた。
こんなわたしをチャンミンには見せられない。
さっさとお風呂に入って恥ずかしい自分を洗い流してしまおう。
ゆっくりとバスタブに浸かり、チャンミンに想いを馳せた。
「好きだよ、チャンミン･･･彼氏になってくれてありがとう･･･ふふふっ」
ニマニマが止まらない。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆめら(プロフ) - ひかり♪さん» やめられませんねっ！ (2012年5月2日 13時) (
レス) id: c99803d11c (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - chizuさん» ひっそり片隅で妄想中です。なので、人気があるとかちょっと驚いてしまいます。わたしの中では、chizuさん大人気ですよ！もう何度読み返したかわかりません。ｽﾄｰｶｰのようにｗ (lllﾟДﾟ)ﾋｲｨｨｨ!! (2012年5月2日 13時) (レス) id: c99803d11c (このIDを非表示/違反報告)
chizu(プロフ) - あまりたくさん小説を読んでないので…すっごい人気のある方でビックリしました(☆∀☆)今まで気付かなかったあたしイヤン…。じっくり読ませていただきます♪ヽ(´▽｀)/ (2012年5月2日 2時) (レス) id: 323c550303 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - chizuさん» うわぁー、まさか見つけていただけるとは思いませんでした。すごく恥ずかしいです(*ﾉｪﾉ) 文章苦手で･･･サラッと読み飛ばして下さい。 (2012年5月2日 2時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 彼らのおかげで、同じ想いの人と触れ合えて嬉しいです。いつもコメ、ありがとうございます<(_ _)> (2012年5月2日 2時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2011年11月28日 1時
