＊22 優しい神埼さん ページ22
いちごマッコリが美味しくて、もう一杯飲むことにした。
神埼「ほんとに気に入ってくれたんですね」
「飲みやすくて、いいですね」
神埼「かわいい色だし、Aさんに似合う色ですね」
このピンクがわたしに似合うって？！
マッコリを吹き出しそうになるくらい驚くようなことを言われて、目が丸くなった。
「ピンクって感じじゃないと思いますけどね」
神埼「絶対似合いますって。今度、ピンクのスカートとか着て見せて下さいよ」
今度？
ピンクのスカート？
なに、それ。
今日限り会うこともないと思ってるのに、サラっとこんな事言われちゃったら次もあるのかと勘違いする。
「言い慣れてますねぇー」
背も高いし、顔も整って、爽やかな感じのする人だから、モテるんだと思う。
それにきっと女の子の扱いも上手い感じがするし。
神埼「慣れてる？なにが？いけない事言った？」
わたしが何を言ってるか本当にわかってない感じで、少し焦ってる。
わたしの勝手なイメージで申し訳ない。
「ごめんなさい。女の人に慣れてるように見えたから」
神埼「俺ってそういうイメージなのかなぁ。全然違うんだけど」
少しションボリしてしまった神埼さん。
「ほんと、ごめんなさい」
神埼「大丈夫。ほら、もっと食べましょ」
すぐに笑って、わたしにチゲをどうぞとお皿に入れてくれた。
「ありがとうございます」
なんだか恐縮してしまう。
きっとわたしがあぶれないように、横に来てくれたんだね。
電車の時と一緒の優しさなんだ。
こんな風に優しくされることに慣れてないから、いつもと違う居心地の悪さを感じてしまう。
「あのぉ、ちょっとお手洗いに行ってきます」
神埼「酔っちゃいました？」
少し心配そうな顔の神埼さん。
「大丈夫です。じゃ、ちょっと失礼します」
わたしはそそくさと立ち上がって、個室を後にした。
酔ってはいないから、そんなに心配した顔しないで欲しいな。
はじめて会った人なのに、ほんとに優しすぎる。
トイレに行って、鏡を見たらビックリ。
口の端にほんの少しチヂミが付いてた…
個室は少し照明が暗かったから、気付かれなかったんだと思う。
なんて間抜けなっ。
ハンカチで口を拭うと、チャンミンを思い出した。
家に帰ってチャンミンに疑似的に会いたい
帰るって言おう。
＊23 まさかの･･･→←＊21 ユノヒョンと韓国料理-CM
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ゆめら(プロフ) - ひかり♪さん» やめられませんねっ！ (2012年5月2日 13時) (
レス) id: c99803d11c (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - chizuさん» ひっそり片隅で妄想中です。なので、人気があるとかちょっと驚いてしまいます。わたしの中では、chizuさん大人気ですよ！もう何度読み返したかわかりません。ｽﾄｰｶｰのようにｗ (lllﾟДﾟ)ﾋｲｨｨｨ!! (2012年5月2日 13時) (レス) id: c99803d11c (このIDを非表示/違反報告)
chizu(プロフ) - あまりたくさん小説を読んでないので…すっごい人気のある方でビックリしました(☆∀☆)今まで気付かなかったあたしイヤン…。じっくり読ませていただきます♪ヽ(´▽｀)/ (2012年5月2日 2時) (レス) id: 323c550303 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - chizuさん» うわぁー、まさか見つけていただけるとは思いませんでした。すごく恥ずかしいです(*ﾉｪﾉ) 文章苦手で･･･サラッと読み飛ばして下さい。 (2012年5月2日 2時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめら(プロフ) - 彼らのおかげで、同じ想いの人と触れ合えて嬉しいです。いつもコメ、ありがとうございます<(_ _)> (2012年5月2日 2時) (レス) id: 321900d9b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめら
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/lovemax-yumera/
作成日時：2011年11月28日 1時
