Love or Lies (ページ16)

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気づいたらそう言っていた。

涙がこぼれるのなんてお構い無し。
涙を拭ってくれるのも、彼女がいい。

廉｢おれ、頑張るんで、でも、もし彼女が俺をもう見てくれへんかった時は、田中くんが隣にいて欲しいです｣

廉｢……………何偉そうにって思うと思いますけど、でも、誰よりも…誰よりも大切なんで。もし隣が俺じゃなくても、笑ってて欲しいんです。｣

｢………わかりました。｣

｢ならもう1回だけ、彼女と会ってあげてください。来週の火曜日、4時間の日があります。俺がどうにか誘導するんで、あってください。｣

廉｢……ありがとう、ございます。｣

｢…もし無理やった時は、俺容赦しないんで。｣

それだけ言うと彼は帰ってった。

その場で電話してもでなかった。
こんなに虚しい日は久しぶりだった。

あの時なんで、この時なんで、
そんなことばっかり考えて
結局は自分が悪かっただけなんだよ。

彼女にたくさん、悪いことをした。
ごめんなんて言ってももう笑ってくれないかもしれない、だけどもう一度だけ、会いたいんだ。

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投稿スローペースですみません…！

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