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2話 ページ3
どうして今まで忘れていたんだろう。
龍我は今どこにいるのだろう。
それも大事だけれど、1番気になったのは、どうして今その事を思い出したのか。
大事なことなのに、思い出さなかった事を。
何かが起きてる。それだけははっきりと分かった。
どうすればいい？
私にできることは何？
仕事に行ってる暇なんてない。
そう思って来た道を引き返そうとする。
ビルに設置されている画面から大きな音が鳴った。
突然の音に驚きつつ、画面に目を向けた。
【緊急速報 仮面ライダーに告ぐ。至急、政府官邸に集え。】
きっとこれを流したのは幻さんだ。
行かなきゃ。
行けば、分かるかもしれない。
私の足は自然と政府官邸に向いた。
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作者名：Non | 作成日時：2020年8月8日 18時
