これって運命でしょ？ 4

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はぁ〜....疲れた。




ジヒョクさんにバレバレだったなんて....。




ってまあ、あれだけ騒いでればバレるよね....。




付き合ってる事はバレてないっぽいけど




今まで以上に気を付けよう。




特にソクジンくん。




面白がってからかってくれるなよ、って。




「お疲れー。笑」


「、」




出た、ソクジンくん。




「ここいい？ 笑」


「....どうぞ、」




私ってソクジンくんにも甘いのか....？




「珍しいね。コンビニ....？」


「うん。たまにコンビニのお弁当
食べたくなるんだよね。笑」


「え、夜はなに食べてるの？」


「なにって....自炊してるからいろいろ？ 笑」


「....あ、そっか」




ソクジンくんて料理男子だから
なんでも作っちゃうんだけど




....すっかり忘れてた。




「Aは相変わらず
自前のお弁当なんだね？ 笑」


「...うん、まあね、」


「キムテヒョンには作ってあげないの？ 笑」


「っちょ、」


「だってユンギには作ってたでしょ？ 笑」


「そうだけど、」




こんなとこで普通のトーンで話さないで欲しい。




「....お弁当箱、ないから」




ってなに答えてるんだ、私も。




「さすがに、ユンギが使ってたやつは
使えないの？ 笑」


「、」




どこまで知ってるんだ、この人は。




ホント怖い。




「...あれは、ユンギに返そうと思ったら
いらないっていうから....捨てたの」


「....へぇ」




....何よ。




なんか意外ですか....？




「切ろうと思えば切れるんじゃん。笑」


「え...？」


「そうやってスッパリ切ってあげるのも、
思いやりだと思うよ....？ 笑」


「、」




ソクジンくんは止まってた手を
動かし始めると




大きな一口を口へ運んだ。




....相変わらず豪快。




コンビニ弁当ですら
美味しそうに食べるんだから。




って今はそこじゃなくて、




「....ユンギ、なんか言ってたの？」


「んー....？」




....しかもよく噛む。




今聞くんじゃなかった。




「....っんとね、」




あら、早い。




「反省してたよ....？ 笑」


「え...」


「あとね、Aが突き放してくれないから
どうしても期待しちゃうし、諦められないって」


「、」




私やっぱり....中途半端だったのかな。





「あ、Aのせいとかじゃなくてね？」


「うん....大丈夫、わかってる。笑」






....ちゃんと話そう。







ユンギの為にも









私達の為にも。





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