これって運命でしょ？ 4

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ほんっとにびっくりした。




びっくりして心臓飛び出るかと思ったのに




“ だって大事な友達じゃん？ ”、だって。




私のびっくり返して欲しい。




私にもモテ期が来たかと思っちゃったじゃん。




....恥ずかしい。




だけどソクジンくんは




ユンギにもさり気なく話聞いてみる、
って言ってくれて




すごく嬉しかった。




なんだろうな....。




ソクジンくんていざとなると頼りになる
親戚のお兄ちゃんみたいな、




そんな安心感があるんだよね。




....普段は女子感満載なんだけど。




おかげで足取りも軽くなって




テヒョンが待つカフェまで
スキップしちゃいそうな勢いなんだけど。




....そういえば連絡もなんにもしてないけど




テヒョン心配してるかな....。




改札を抜けて、目的のカフェへ急ぐ。




駅前のカフェってホント便利。




もう着いちゃった。




....あ。




テヒョンてば
窓際のカウンター席に座ってる。




外から窓ガラスを突付いてみると




私に気付いたテヒョンが
ほっとしたように笑う。




やっぱり心配掛けちゃったね....。




私もつられるように笑うと




今度はにっこり可愛い笑顔。




ゼスチャーで外を指差して席を立ったから




私はそのまま外で待った。




なんかいいな、こういうの。




「Aさん。笑」


「...あ、待たせちゃってごめんね？」


「いいえ。Aさんの為なら
いくらでも待てます、って言ったでしょ？ 笑」


「、」




ホント可愛い。




きゅんとする....。




「....ありがと、テヒョン。笑」


「よくわからないけど、どういたしまして？ 笑」




テヒョンはそう言うと




私の手をぎゅっと握った。




やっぱり....ソクジンくんよりテヒョンだな。




安心感が全然違う。




「....さっき、ソクジンくんと手繋いじゃった」


「えっ！？」


「ごめんね....？ 笑」


「え、や、ちょっと待ってなんでっ？」


「んー....成り行き？ 笑」


「どういう成り行きですか！もう！」




ヤキモチまで可愛いんだから
どうしようもない。




「ついでに言っていい....？」


「え」




さすがにこれはマズいかな....。




でも....ソクジンくん、




“ なんでも話してあげな ” って言ってたし。




後ろめたい事は何もないんだから




隠しておきたくないし。





「ユンギと....キス、しちゃった」


「え.......えぇぇっ！？」








あはは....。





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