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「Aちゃん......っ！」
どこに行く宛があったわけじゃないけど
あのまま教室にいるのはいたたまれなくて
ただひたすら廊下を走った、けど......。
「Aちゃん、待って....！」
あっという間にジミンくんに捕まった。
ジミンくんて足速いんだっけ。そういえば。
「Aちゃん、ごめん、」
「またジミンくんが謝ってる......。笑」
「あ.....。笑」
二人で顔を見合わせて笑った。
「......怒ってないの？」
ひとしきり笑ったあと
ジミンくんがそう切り出した。
「......うん。べつに怒ってはない、かな？笑」
「え....どっち？」
「んー、たぶん怒ってない。
私も大声出しちゃったしね？笑」
「Aちゃん......」
ジミンくん、そんな心配そうな顔しないで？
「テヒョンはああいうヤツだって
わかってるんだけど、ハチャメチャだから。
って、あんなのに引っ掛かっちゃうあたり、
私も5歳児だね？笑」
ジミンくんに笑って欲しくてそう言ったのに
「......Aちゃんのそういう明るくて
サバサバしたところが好き。笑」
「っ」
笑ってはくれたんだけど
思いもかけない事を言われて
......心臓がどくん、ってなった。
「.....なに、言ってんの」
「照れてる。可愛い。笑」
......や、ちょっと待って？
ジミンくんてこんな甘い人だったっけ.....？
「......テテにはホントに困っちゃうけど、
さっきみたいなの.....妬けちゃうんだよね。笑」
「そうなの.....？」
「そうだよ？隠してるだけ。笑」
そうなんだ......。
いつもそんな素振り全然見せないから
私の事、好き.....って、言ったのすら
聞き間違いだったのかなって.....。
「テテみたいなのがもう一人いたら
困っちゃうでしょ？笑」
「それは......困る」
「まあ.....僕はああいうタイプじゃないけど。笑」
ジミンくんがあんなだったらめっちゃいや......。
「て事で教室戻ろ？戻れる？笑」
ジミンくんはホントに優しい。
.....けど。
「ジミンくん、手、」
「いつもテテに独り占めされてるから、
たまにはいいでしょ？笑」
「えっと......うん、」
とか答えてる自分がわからない。
やっぱり、ジミンくんの笑顔にやられてる......？
「Aちゃん、ありがとう。笑」
「なにが....？」
「ん？いろいろ。笑」
参った.....。
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みんみん(プロフ) - ???さん» ???さん、ご意見ありがとうございます！前にも同じご意見頂いた事あるんですが、名前付けないのがポリシーなのでお許し下さい...！喋り方等でわかるように書いてるつもりですが、私の力不足ですね...精進します！今後ともよろしくお願いいたします(*^^*) (2017年4月5日 12時) (
レス) id: 913e7f0df7 (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - 喋る人の名前書いて頂けたら有難いです！ (2017年4月5日 12時) (レス) id: 42f637b12a (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - Rさん» Rさん、ご指摘ありがとうございます！全然気が付いてませんでした(*_*;たまにやってしまうんですよね...以後気を付けます！ (2017年2月5日 6時) (レス) id: 98e1ff1df0 (このIDを非表示/違反報告)
R - 30話がないのですが(>_<) (2017年2月5日 2時) (レス) id: a34d4dbdca (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - リアさん» リアさん、コメントありがとうございます！3人がそれぞれ攻めて来るので、それぞれにドキドキして頂けると嬉しいです♪ (2017年1月28日 20時) (レス) id: 98e1ff1df0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみん
| 作成日時：2016年12月6日 22時
