ちょっと待って聞いてないっ！

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「......ホント、あんたマジで大変だね」




とりあえずじょんぐくんに謝って




スンアと一緒にコミュニティルームを
出て来たけど。




「大変っていうか、恥ずかしいよもう......」




どこでもあんな調子なんだもん。




すぐじょんぐくんに対抗するし。




子どもかっつーの。




「あんたでも恥ずかしいとか思うんだ？笑」


「思うよ！失礼な！」




ごめんごめん、なんて笑ってるけど




スンアめ......他人事だと思って。




「だけどさ、好かれるのは嬉しいけど、
テヒョンくんには困っちゃうねー」


「......そうなのよ。どこでも大声で騒ぐし、」


「ま、それがテヒョンくんの
キャラだけどね。笑」




......それはそうなんだけど。




「でもさー、ああいう事で騒がれる
こっちの身にもなって欲しいっていうか、」


「テヒョンくんに決めちゃえばいいじゃん。笑」


「やだよ....！」


「なんでよ。それともあんた、
ジミンくんかぐっくんのがいいの？」


「そういうわけでもないけど.....！」




だって、まだ3人ともそういう意味で
好きなわけじゃないし




そんな簡単に決めたくないよ。




「私、なんだかんだ言って
あんたはテヒョンくんが好きなんだと思ってた」


「は？」




なに言ってんのスンア。




「だってあんなに誰が見ても
わかりやすいアタックされてるのに
あんた拒否るわけでもないし、」




......それは、めんどくさいからで、




って、周りのみんなはわかってたの......？




「結構まんざらでもない顔してたよ？笑」


「え」




ウソ......。




「ホント......？」


「うん。クラスのみんなが騒ぎ立てるのも
そういう事。笑」




わかってなかったの私だけ......？




やっぱり、だからあんな夢見ちゃったの......？




......いやいやいや！絶対ない！




「だけど私好きとかそういうの、」


「テヒョンくんみたいなタイプと一緒にいると、
そういうのわかんなくなっちゃうのかな？」


「や、あの、」


「それともあんた、そういうの疎い？笑」


「えっ」




スンアに言われると自信ない.....。




「そう、なのかな......」


「とにかく、こんな事滅多にないから
頑張んな？笑」





なにを頑張るの......。






それすらわからない私は







どうしたらいいんでしょうか.....？





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