検索窓
今日:8 hit、昨日:59 hit、合計:1,282,514 hit

36 ページ36

.



ユンギ先生の授業が終わると




テヒョンは早速スマホを取り出した。




今日はやけにスマホいじってるな......。




「テテ、グクから連絡来た?」


「うん、来た。いいとこ見つかったって。笑」




ん.....?




「....だって。Aちゃんよかったね?笑」


「へ」




......なんの話?




「お昼食べるとこ、
グクに探してもらってたんだ。笑」




あ......。




「そうなんだ。
じょんぐくんに悪い事しちゃったな....」


「それなら気にしなくて大丈夫!
Aのためなら、って張り切ってたから!笑」




......やだ。




じょんぐくん可愛い......。




「え......A、なんで赤くなってんの?」


「え」




私......赤い?




「ホントだ。もしかして、
Aちゃんのためなら、
って言うグクにときめいちゃった?笑」


「えっ」




ジミンくん、なんて事を......!




「違うよ!そういうんじゃ、」


「やだだめっ!
グクじゃなくて俺にときめいてよっ!」


「えぇっ」


「ちょ、テテっ」




テヒョンにときめく要素なんて、




......ない事も、ないのか。




「え、A.....俺にときめいたの?」


「え、なんで......?」


「もっと赤くなった......♪」




......ウソでしょ?




さっきの笑顔思い出しただけなのに......。




「Aちゃん、
僕にはときめいてくれないの?笑」


「....や、」




だから、笑顔の増量やめてください......。




ていうかダブルでやめてよもう......!




「私はっ、誰にもときめきませんっ!
......トイレ行ってくる!」




恥ずかしさのあまり、




しなくてもいいお知らせをしてしまった。




「あ!俺も行く!」


「なんでっ?」


「Aと一緒がいいから!笑」


「一緒がいいって言ったって
一緒に入れるわけじゃないんだからっ、」




なに言ってんだ私。




「やだなぁ、そんなのわかってるよ〜。
Aのえっち♡」


「はぁっ?」




アンタもなに言ってんのよ!




「じゃあ僕も行こうかな。笑。」




ジミンくんまでなに言ってんのー!?




「ほら、早く行かないと
休み時間終わっちゃうよ?笑」




だから増量やめてー!




「もう知らないっ」





勝手にして!と思いながら
くるっと向きを変えると





.....クラス中の注目の的。






......ちーん。







めっちゃ恥ずかしいんだけど......!!








私は逃げるように、教室を飛び出した。




.

37→←35



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (346 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3090人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みんみん(プロフ) - ???さん» ???さん、ご意見ありがとうございます!前にも同じご意見頂いた事あるんですが、名前付けないのがポリシーなのでお許し下さい...!喋り方等でわかるように書いてるつもりですが、私の力不足ですね...精進します!今後ともよろしくお願いいたします(*^^*) (2017年4月5日 12時) (レス) id: 913e7f0df7 (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - 喋る人の名前書いて頂けたら有難いです! (2017年4月5日 12時) (レス) id: 42f637b12a (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - Rさん» Rさん、ご指摘ありがとうございます!全然気が付いてませんでした(*_*;たまにやってしまうんですよね...以後気を付けます! (2017年2月5日 6時) (レス) id: 98e1ff1df0 (このIDを非表示/違反報告)
R - 30話がないのですが(>_<) (2017年2月5日 2時) (レス) id: a34d4dbdca (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - リアさん» リアさん、コメントありがとうございます!3人がそれぞれ攻めて来るので、それぞれにドキドキして頂けると嬉しいです♪ (2017年1月28日 20時) (レス) id: 98e1ff1df0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みんみん | 作成日時:2016年12月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。