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ユンギ先生の授業が終わると
テヒョンは早速スマホを取り出した。
今日はやけにスマホいじってるな......。
「テテ、グクから連絡来た?」
「うん、来た。いいとこ見つかったって。笑」
ん.....?
「....だって。Aちゃんよかったね?笑」
「へ」
......なんの話?
「お昼食べるとこ、
グクに探してもらってたんだ。笑」
あ......。
「そうなんだ。
じょんぐくんに悪い事しちゃったな....」
「それなら気にしなくて大丈夫!
Aのためなら、って張り切ってたから!笑」
......やだ。
じょんぐくん可愛い......。
「え......A、なんで赤くなってんの?」
「え」
私......赤い?
「ホントだ。もしかして、
Aちゃんのためなら、
って言うグクにときめいちゃった?笑」
「えっ」
ジミンくん、なんて事を......!
「違うよ!そういうんじゃ、」
「やだだめっ!
グクじゃなくて俺にときめいてよっ!」
「えぇっ」
「ちょ、テテっ」
テヒョンにときめく要素なんて、
......ない事も、ないのか。
「え、A.....俺にときめいたの?」
「え、なんで......?」
「もっと赤くなった......♪」
......ウソでしょ?
さっきの笑顔思い出しただけなのに......。
「Aちゃん、
僕にはときめいてくれないの?笑」
「....や、」
だから、笑顔の増量やめてください......。
ていうかダブルでやめてよもう......!
「私はっ、誰にもときめきませんっ!
......トイレ行ってくる!」
恥ずかしさのあまり、
しなくてもいいお知らせをしてしまった。
「あ!俺も行く!」
「なんでっ?」
「Aと一緒がいいから!笑」
「一緒がいいって言ったって
一緒に入れるわけじゃないんだからっ、」
なに言ってんだ私。
「やだなぁ、そんなのわかってるよ〜。
Aのえっち♡」
「はぁっ?」
アンタもなに言ってんのよ!
「じゃあ僕も行こうかな。笑。」
ジミンくんまでなに言ってんのー!?
「ほら、早く行かないと
休み時間終わっちゃうよ?笑」
だから増量やめてー!
「もう知らないっ」
勝手にして!と思いながら
くるっと向きを変えると
.....クラス中の注目の的。
......ちーん。
めっちゃ恥ずかしいんだけど......!!
私は逃げるように、教室を飛び出した。
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みんみん(プロフ) - ???さん» ???さん、ご意見ありがとうございます!前にも同じご意見頂いた事あるんですが、名前付けないのがポリシーなのでお許し下さい...!喋り方等でわかるように書いてるつもりですが、私の力不足ですね...精進します!今後ともよろしくお願いいたします(*^^*) (2017年4月5日 12時) (レス) id: 913e7f0df7 (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - 喋る人の名前書いて頂けたら有難いです! (2017年4月5日 12時) (レス) id: 42f637b12a (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - Rさん» Rさん、ご指摘ありがとうございます!全然気が付いてませんでした(*_*;たまにやってしまうんですよね...以後気を付けます! (2017年2月5日 6時) (レス) id: 98e1ff1df0 (このIDを非表示/違反報告)
R - 30話がないのですが(>_<) (2017年2月5日 2時) (レス) id: a34d4dbdca (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - リアさん» リアさん、コメントありがとうございます!3人がそれぞれ攻めて来るので、それぞれにドキドキして頂けると嬉しいです♪ (2017年1月28日 20時) (レス) id: 98e1ff1df0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんみん | 作成日時:2016年12月6日 22時