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参輪目 ページ4

私たちは人混みをくぐり抜け、掲示板の前にたどり着いた


A組から順番に確認していく。



……私はC組みたいだ。


そして陽葵はI組。

「えーー!!!!!!Aちゃんと同じクラスじゃないの!?しかもC組とI組……。」

「すっごい離れちゃったね……。」


「……ああー!!もう……。せめて隣のクラスだったら体育一緒だったのに……。」

陽葵は顔が(´・ω・`)←こんな感じになってる。

しょぼーんってしてます。


そして、教室前に着いた。


私はC組だから先に着き、陽葵にバイバイと手を振り教室へと入る。


「……うわぁ、知らない人しか居ない…。」



これ私クラスでぼっち確定……!?

私はそんなことを考えながら指定された席へと着く。


どうしようと頭を抱えていると隣の男子が話しかけてくれた。


「あ、お前。Aじゃん!」


隣を見てみると赤髪のガムを噛んでる人が私に話しかける。
どうやら向こうの人は私を知ってるようだ……。


ってことは、私と関わりのある人……。



「あ、もしかして。君、男テニの丸井くん……だっけ?」

丸井くんとは私が陽葵に『テニス部見に来て!!』って言われたとき見たことがあった。その帰りがけ、丸井くんと会話したんだ。


「覚えててくれてたんだ!だけどよぃ、ちょっと考えてただろぃ?」

くっ、痛いところをついてくるね……。


「なぁ……、A。」

「どうした?丸井くん。」


「お前、なんか部活入るの?」


「え……?うーん……。ちょっと厳しいかなー……。私は陽葵のマネージャーっぷりを見るだけだから。つまり!陽葵の傍観者って事だね。」


「……そうなんだ。ほんっと、Aと陽葵って仲良しだよなー。」


「うん、”親友”だからね。」

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かるぴん(プロフ) - 面白いです! (2022年4月8日 15時) (レス) @page25 id: e2b715c702 (このIDを非表示/違反報告)
ゆくり/yukuri(プロフ) - ニココさん» 返信遅れてすみません。コメントありがとうございます!!更新、頑張ります! (2019年12月14日 8時) (レス) id: 9095cb9686 (このIDを非表示/違反報告)
ニココ(プロフ) - ヤンデレ物大好きです!!更新ガンバレ!!!! (2019年12月13日 19時) (レス) id: d6e98f71a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆくり/yukuri | 作成日時:2019年12月12日 21時

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