第55話 ページ6
なんだかんだ数人手があがったから、3つグループに分かれて行く事になった。
愛里ちゃんは絶対に清隆と行きたいから手あげたよな、ん〜。
毎回一緒にいるのもあれかなと思ったから今回は清隆と別れて行動する事にした。
そうした時の清隆の顔が今でも忘れられない。
一緒に来ると思ってただろうからね。
ごめんよ清隆！今回はイケメン平田くんと行動させてもらうぜ☆
平「一緒に行動しなくて大丈夫だったの？」
「何が？」
平「いや、いつも綾小路くんといるイメージだから」
「気分！」
平「そっか、ならいいんだけど」
「それよりも」
平「なんだい？」
「そんな完璧主義演じてて、楽しい？」
平「…何のことかな？」
「ううん、なんでもない！早くスポット見つかるといいね！」
平「そう、だね。…Aちゃんはさ」
「ん？」
平「綾小路くんだけ名前呼びだよね」
「まあ、長い付き合いっていうのもあるからね」
平「入学前から、だっけ？」
「そう！」
平「…僕の事は…ううん、なんでもない」
「最初の自己紹介で言ってたよね？気軽に呼んで的な事！平田くんが呼んでほしいっていうなら呼ぶよ！」
平「ははは、じゃあお願いしようかな？」
「ごめん。名前なんだっけ？よ、よう…洋介？」
平「そう、洋介」
「洋介ね、うん、洋介！」
平「…Aちゃんといると、なんか楽しくなるよね。それに明るくなる」
「それしか取り柄ないみたいな感じだけどね〜」
平「そんな事ないよ」
「そう？ふふ、洋介に言われるとなんか照れるな〜！」
平「！…そう」
「？」
しばらく周りを歩いたけど、ベースとなる良い場所が見つからなかったので、探してないクラスメイトの元へ戻ることにした。
清隆たちの方もなかったのか、私達より早く戻ってきていた。
少ししたら、池くんたちが良い場所を発見したっぽく、その場所へ向かう事になった。
池「こっこだ〜〜！！！！俺たちが見つけたスポット！！」
「おぉ、なかなか〜」
川もあるし綺麗だし、ってことで占有することは決まった。
占有したら8時間に1回更新しなきゃいけないらしく、リーダーがバレたら終わりなので、更新する時に数人で囲んで隠すという案で決まった。
平「じゃああとは、誰がリーダーをやるか」
無難に平田くんという声が出たけど、
櫛「いろいろ考えてみたんだけど、平田くんや軽井沢さんは嫌でも目立っちゃう。でもリーダーを任せるなら責任感のある人じゃなきゃダメでしょ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 750人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サナ(プロフ) - 更新いつまでも待ってます！ (2021年7月10日 20時) (
レス) id: 32a875e075 (このIDを非表示/違反報告)
りん - しゅきしゅき (2021年7月1日 22時) (レス) id: 73e65e112f (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 初めまして。とても、おもしろいです。更新頑張ってください。応援しています。 (2020年10月17日 4時) (レス) id: 19cc590829 (このIDを非表示/違反報告)
なうなう(プロフ) - はじめまして！！こちらの小説読ませていただきました！夢主ちゃんが好きです！！凄く面白いです！綾小路くんとの絡みだけじゃなくて、生徒会長や平田くんの絡みもあってとても嬉しいです！！続きが気になります！待っています！！ (2020年8月11日 4時) (レス) id: 48edea8d11 (このIDを非表示/違反報告)
あかね - 続き待っていますね (2020年8月4日 18時) (レス) id: 241677def9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らむね | 作成日時：2017年11月15日 4時
