危険な魔法使い ページ15
その部屋につくまでの道のりは遠いのか遠くないのかよく分からなかった。
とりあえず暗い。どこ歩いてんだここ。
「さア、着いたヨ」
夏目がドアを開けると、突然光が差してきたもんで思わず目を閉じてしまった。
「ししょ〜、A、待ってました！」
『あああ宙くんんん〜〜！！』
天使を見つけて嬉しくてつい抱きついてしまった。
「わわっ、くすぐったいな〜？
でもAに抱きつかれるなら宙は嬉しいです！」
何この子可愛すぎません？？？
頭を抱えてしまい方なほど可愛い子で困る(嬉)
「ふウ。A、ソラに抱きついてないでそこに座っテ」
名残惜しさを感じながら宙くんから離れると、宙くんは笑顔で手を繋いできた。
なんだこの子可愛すぎない？？？？？？弟にください
脳内で大暴走していると、夏目も座った。何か離すのだろうか…？
「センパイも来るかラ、来るのを待っている間に話しておくネ」
つむぎ先輩も来るんだ。夏目のことだから何も言っていないかと思っていた。
つむぎ先輩とはあまり交流はないが、前少しだけ話した辺り優しそうだしヤンデレではないだろ！！！Switchは夏目だけが危険人物だね！！(フラグ)
「単刀直入に言うト、AはボクたちSwitchだけのものになってほしいんダ」
『は？』
何言ってんだこの人。普通にそう思った。
「このアイドル科の生徒たちはみんなAの事を狙ってル
誰かのものになるその前ニ、ボクたちのにしちゃおうと思っテ」
『アイドル科の人たちが……？私のことを…？？』
そんなバカなことありますかね？？
いやいやだって、ヤンデレたちは置いておいてしののんとか桃李くんとか！！あの子たちまで…？？
まさか宙くんまでこんな事を企んで…？と思い宙くんを見てみると、それに気づいた宙くんがこう言った。
「宙もよく分かってないな〜？でも、Aと一緒にいられるなら嬉しいです！」
宙くん何も悪くない！！！純粋！！！！
夏目、絶対「Aと一緒にいられるんだヨ」としか言ってないだろ絶対。
「返事はどうかナ？」
『私はプロデューサーだから特定の誰かのものになるのはちょっと』
遠回しに断っておくと、夏目はニヤッと笑ってこう言った。
「そう言うと思っタ。
まァ、そんな考えも覆せるものをセンパイが持ってくるんだから意味はないヨ」
『え…？』
あの優しそうなつむぎ先輩が…？？？
私の手を握っていた宙くんの力が強くなった。少し手が震えている気がする。
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アテネ - himeruさんを出してくれてありがとうございます (9月26日 7時) (
レス) @page37 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
苺 - いつも作品見させてもらってます！リクエストなんですが、良かったら逆先夏目くんを出して欲しいです！更新頑張ってください！ (8月30日 21時) (レス) id: 69411785f6 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー - めちゃくちゃ好きなお話です！リクエストなんですがこはくくんと一彩くんを出して欲しいです！ (8月30日 19時) (レス) id: f530bd8429 (このIDを非表示/違反報告)
星空(プロフ) - アテネさん» コメントありがとうございます！了解しました〜！少々お待ちを…！ (8月29日 17時) (レス) id: 1b249669ed (このIDを非表示/違反報告)
アテネ - himeruさんを出してください (8月28日 16時) (レス) @page10 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星空 | 作成日時：2022年2月5日 9時
