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『その…キミにはいつもお世話になってますし……』



クリスはそう言い渡した。



顔は斜め下を向いていて、前髪がかかっており表情は見えない。



アスモデウス「まさか貴様、毒なんて入れてないよな」



『入れるかい、そんなん』



アスモデウス「味も大丈夫だろうな」



『おい、礼儀を重んじるんじゃなかったんか、失礼だぞ』



いつも通り(?)な会話をする2人。



『……別に何か特別な意味とかじゃないですからね……勘違いとかしないでくださいね……あと…』



少しの沈黙が流れる。



クリスは何かを決意すると、グッと手に力を入れ、バッと顔を上げる。



アスモデウスと目線が合う。



『…いつも僕らを暖かく守ってくださり、ありがとうございます…!』



満面の笑みで__。



クリスは言い終えると、ボッと顔に熱が集まり、「じゃあ、僕は失礼します」と言い、教室から逃げるように出て行った。



「「……」」



沈黙。




「「リア充爆発しろぉぉぉ!!」」



リード「ちょっとそこだけいいムード辞めてくれる!?」



ジャズ「元々気があるのは分かっていたけど…」



リード「うん、クリリンツンデレだしね〜」



カムイ「生の''勘違いしないでください''は痺れました…」



プルソン「リア充っていうか、そもそも付き合ってないけど…」



ジャズ「そういやそうだったっけ?」



リード「見ててハラハラする!早くくっつけ!」



ぎゃーすぎゃーすと男子たちの声が教室に響く。



アガレス「もー、うるさーい」



アスモデウス「……」



入間「アズ君?どうしたの?」



アスモデウス「い、いえ入間様、なんでもございません」



リード「嘘つけ!アズアズ顔赤いぞ!」



アスモデウス「赤くない!」



そう、彼もまたプライドが高い。



クリスもアスモデウスも自分が相手に気があるというのを断じて認めようとしないのである。



「「(これはめんどくさいカップルになるだろうな…)」」



『(心臓の音うるさい…!)』



アスモデウス「(なんなんだ、この胸の鼓動は……)」



さて、2人が結ばれる日は来るのだろうか___。



2人の恋の行方はまた次のお話で。



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宵空(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます✨️ (2023年2月7日 17時) (レス) id: d726092617 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 宵空さん» わかりました。更新は自分のペースでいいですよ (2023年2月7日 17時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
宵空(プロフ) - ユノンさん» 今のところはアスモデウス君の予定で書いてます✨️ (2023年2月7日 17時) (レス) id: d726092617 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 宵空さん» オチはありますか? (2023年2月7日 15時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
宵空(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます✨励みになります(*ˊᵕˋ*) (2023年2月7日 2時) (レス) @page13 id: d726092617 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宵闇 | 作成日時:2023年2月3日 2時

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