前世人間、今世堕天使の人生論

第3論 入間とクララ/悪魔のお友達 ページ25

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教科書を取りに来た時の出来事である。



入間｢え、えぇぇ？｣


？？｢おぉぉぉ！｣



え、何あれ…



そう、イルマ君とアスモデウスさん、そして元気そうな女の子が縄で縛られ宙に浮き運ばれて行った。



ついでにその後を教科書3人分が飛んで行った。




『なんだったんだ、あれは…』



ダリ｢お、留学生のジャンヌ・クリスさんだね｣



『あ、はい、えーっとダリ先生…ですよね？』



ダリ｢うん、そうだよ〜｣




事前にバビルスの教師の方の名前覚えてきて良かったなと思いながら教科書を受け取る。



チラッと拷問学という文字が見えたのだが…ボクハナニモミテイナイ…


その後、先生と別れ中庭を通る。




そこではさっきのメンツがおままごと？をしていた。



？？｢はい！入間ちはペットの犬をお願い(・・・)ね！｣



女の子はイルマ君に｢犬｣と書かれたボードを渡す。



入間｢わん｣


？？｢Good boy！｣


アスモデウス｢入間様!!?｣


？？｢アズアズは私の夫と不倫する隣人の未亡人ね！｣



アスモデウス｢こんのっふざけんな！そもそも入間様がペットなどと…｣



入間｢いいよ いいよ 一緒にやろアズ君！｣



すると、先程の様子とはうってかわり、頭に花を付け演じ始めたアスモデウスさん。



アスモデウス｢さっさと別れなさいな、この駄妻が!!｣



入間｢うっうまい！｣



仲良さそうだなー、と思い通り過ぎようとする。




が、




入間｢あ、クリス！｣




見つかったァ(ねっとり)
※某鬼ごっこのやつ



？？｢ん？クリス？



わぁ！｣



ビューンと近寄ってきた女の子は瞳をキラキラさせていた。




？？｢あたしクララ！右足がコナーで左足がマーフ！使い魔はファルファル！あんね！今入間ちとアズアズと一緒に魔々ごとしてるの！｣



『は、初めまして、ウァラクさん。僕はクリス、ジャンヌ・クリス。魔々ごとにしてはだいぶドロドロな設定なんだね』



クララ｢クリリンも一緒にやろ！｣



『え、クリリン？』



一緒にか…



あー、アスモデウスさんの視線が痛い痛い。



でも…



ウァラクさんのキラキラした瞳…うっ、断れない。




『う、うん、一緒にやろ…』



クララ｢わ〜い！じゃあクリリンは私の夫でアズアズと不倫してね！｣



アスモデウス｢『は！？！？』｣




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