106 朝食 ページ15
翌日
A「やっと治った…」
見事に体は本調子になっていた。
これで外に出られる。
甘味屋行ったりしたいし、薫の入隊までには治っていると助かるから、
このことは嬉しい。
朝食を取りにさっそく広間へ向かう。
―――――――−−−
斎藤「嵩峰…?お前は風邪が治るまでは部屋で食べるのでは?」
調理場へ行ってみると、今日が
食事の当番らしい斎藤さんと会った。
……どうやら膳を運びに来る途中だったらしい。
A「ああ、もうすっかり治りました」
沖田「本当に?僕たちにうつさないでよ?誰かが休んだら面倒なんだから」
もう一人の当番、沖田さんが
二人分の膳を持ってこっちを覗いてくる。
A「大丈夫ですよ、完治しました」
この人は挑発をするのが
とてもうまいようだ………だからあの土方さんもムキになるのだろう。
少しだけ土方さんの気持ちがわかるような気がする。
私はすることもないので、そのまま広間へと歩き出した。
………手伝いさせられることになったら最悪だから。という理由もあるが…
――――この日から、元の食事へと戻った。
風邪のときは時々ものすごくしょっぱいお粥とか
ものすごく味がしない…水に食感をつけたようなお粥が出ていたから…
今日の朝食はとても美味しく感じた。
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樹(プロフ) - ようこちゃんさん» ありがとうございます…//!頑張って更新していきます!! (2013年3月27日 22時) (レス) id: 2b17fc2cec (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - すごい楽しみですよ〜! (2013年3月27日 16時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - ようこちゃんさん» ここまで読んでくださり本当にありがとうございます!四章では展開が早いと思いますが…主人公に色々なことがあります← (2013年3月27日 12時) (レス) id: 2b17fc2cec (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - ぱーと3が読み終えました。ぱーと4は明日読みます。主人公はどうなるのかな? (2013年3月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - 阿修羅さん» ぁ…何となくわかってしまったかも…… (2013年3月17日 21時) (レス) id: 2b17fc2cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:樹 | 作成日時:2013年2月15日 19時