31〜過去編〜 ページ31
煎じside
煎じ｢くそっ、どこだ、A…！｣
嫌な焦りばかり先だって、やみくもに走り回る。
さっきから電話をかけてるけど、Aが出る気配はなくて。
煎じ｢そうだ、あいつに…｣
今日Aを誘ったグループのリーダー格のヤツに電話をかけた。
｢煎じくん？どうしたの？｣
鼻にかかる声。
普段はそんなに気にしていなかったのに、今は単純にうざいと感じてしまう。
煎じ｢おい、Aはどこだ？｣
｢…あぁ、あの子ね。なんかもう一人で帰れるからーって帰ったよ？｣
嘘だ。Aがそんなことするはずがない。
自分がどれだけのハンデを持っているか、しっかり分かってるはずだから。
煎じ｢嘘つかなくていいよ。本当は？｣
｢なっ、嘘ついてないよ！煎じくんは私のこと信用してくれてないの？｣
煎じ｢お前とAじゃ天秤にかけるまでもないよ。｣
｢…っ！……なんでなのよ！なんであの子ばっかり欲しいもの持ってるのよ！目が見えないくせに…！あの子なんか死んじゃえばいい…｣
煎じ｢黙れ。Aの努力も知らないで何言ってんの？｣
｢だって、煎じくんはあの子に構ってばっかりで…｣
煎じ｢Aの目が見えなくなったのは俺のせいなんだし、大切な子を守るのは当たり前でしょ？いいから早くAの居場所を教えて。｣
｢…街外れの倉庫。｣
そう言ってアイツは電話を切った。
もうちょいガツンと言ってやればよかったんだけど、とにかくAを助けることにしか頭が言ってなくて、俺はまた走り出した。
･･････････････････････････････････････
どーも！更新サボりマンです！
はよAちゃん助けてあげたかったんやけど、｢場所わからんのにどーやって助けるんや！？｣ってなってました(･ω･)
そうこうしてるうちにhit数もお気に入り登録数もやばい事になってまして、ほんとに感謝しかないですm(_ _)m
今後ともよろしくお願いします( ･ω･)ゞ
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ちあき(プロフ) - eruさん» ありがとうございます！！ (2017年8月29日 15時) (
レス) id: cf9cb2a359 (このIDを非表示/違反報告)
eru(プロフ) - ちあきさん» 学生さんなんですね！私もです！亀更新でも構いませんよ！無理しない程度に頑張ってください！ (2017年8月29日 15時) (レス) id: f73f94f49f (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - eruさん» めっちゃ嬉しいですー！自分学生なので更新速度は亀ですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです！ (2017年8月29日 15時) (レス) id: cf9cb2a359 (このIDを非表示/違反報告)
eru(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！これからも更新頑張ってください(^-^) (2017年8月29日 6時) (レス) id: f73f94f49f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあき | 作成日時：2017年8月21日 10時
