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Noside
5人死んだ
それにより、警察は一層慌ただしく動いていた。
死んだ生徒の身元確認、保護者の説得………
そして郡司真人警部はこの事件から外された。
無理も無い
何せ、郡司警部が答えを外したせいで5人の生徒の命が奪われたといっても可笑しくないのだから。
そして、武装探偵社員はどうにか脱出経路を探ろうと頭を捻らせていた。
元武装探偵社員である花袋に監視カメラの潜入を頼んで見たものの
厳重なセキュリティにより潜入は困難とのこと。
夜叉白雪ならこの校舎ごと切り刻める、という意見もあったが
それは生徒の安全面も考えて却下になった。
敦｢あれ？太宰さん、何処へ行くんですか？｣
フラフラと何処かへ行こうとする太宰を敦が呼び止める。
振り返った太宰は微笑んでこう言った。
太宰｢んふふ、ちょっと朝の日課を｣
敦｢入水じゃないですか！！｣
敦の悲鳴のような声が響いた。
太宰｢一時間後には帰るよ〜｣
敦｢も〜………｣
止めても無駄と分かっている敦はただ太宰を見送った。
Aが危険な目にあっているのに……
こんな時にまで自 殺を図ろうとする太宰の態度に敦は疑問を抱いていた。
太宰｢さて、と｣
太宰はノートパソコンを取り出した。
太宰｢柊の電話番号はー………｣
知らないはずの電話番号
太宰はそれを迷うことなく打ち込んでいった。
プルルルルル、プルルルルル
何コールかなった後、画面に人が写る。
眼鏡をかけた、所々に傷がついている人
太宰はそれを見て、ニコリ、と微笑んだ。
柊side
？[やあ、今日は]
画面に写ったのは砂色の外套を纏った青年。
首に包帯を巻いており、胸元ではループ・タイが光っている。
柊｢………貴方は？｣
？[私は太宰、太宰治です。]
確か…この前武装探偵社員と名乗った中島敦と一緒にいた青年だ。
じゃあ、彼も武装探偵社員なのだろうか？
いや、俺はそれより気になっていることがあった。
柊｢どうやって僕の電話番号を？｣
犯罪者とはいえ、電話番号は立派な個人情報だ。
警察に聞いてもそう簡単には教えてくれないだろう。
それを聞いた青年………太宰、さん？はクスリと笑って答えた。
太宰[大抵のことは、調べたら分かります。]
それを聞いたとたん、
『この男は深く追求してはならない』
という、俺の第六感が働いた。
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雪椿 - 桜花さん» こちらこそコメント有難うございます！更新頑張りますので、之からも楽しみに待っていただけると嬉しいです。 (2021年3月5日 21時) (
レス) id: c09b58169c (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 更新ありがとうございます！ヽ(*´＾｀)ﾉ更新楽しみにしています (2021年3月5日 17時) (レス) id: 387b35d945 (このIDを非表示/違反報告)
くーと。 - う、うれじいでずぅぅぅう！( :д:) (2021年3月2日 23時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
雪椿 - くーと。さん» 待たせてしまって申し訳ありません……。テスト週間でした……（´・ω・｀）これから更新できる日が増えると思いますのでよろしくお願いします！ (2021年2月27日 22時) (レス) id: c09b58169c (このIDを非表示/違反報告)
くーと。 - やっときたぁぁぁあ！！ (2021年2月27日 16時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
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