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＿＿＿ん？
視線を感じる？
『どうしたの？』
廉「A先輩、チョコが口元に付いてます」
『えっ！？や、やだ、早く言ってよ！』
もしかして抹茶食べたから？
それとも苺？
こんな顔で話してたっていうの！？
偉そうにアンケートのこと
話してる自分がチョコレートを
口元につけてるなんてカオス過ぎでしょ！？
慌てて手持ち鏡を出そうとすると
グイッ＿＿＿
廉「ほら、取れた。やってもらった方が早いですから」
へっ！？
手鏡で見たら
口元に付いていたであろうチョコレートは
綺麗に取れていた
＿＿＿けどっ！
それより！
さっきのは何っ！？
左手の親指で拭う
しかも！
さりげなくするなんて
スマート過ぎませんか！？
『ご、ごめんね！お手を汚すようなことをっ！！』
廉「なんで犯人みたいになってるんです？そんな気に触るようやったら拭けばいいんですから大丈夫です」
『そ、そうだけど‥』
廉「だから、ええんです。それよりも“ありがとう”の言葉が欲しいです」
『あ、‥ありがとう』
廉「どう致しまして‥って僕、A先輩になんて事を！？」
『えっ！？自分で言っておきながら？』
変なの
思わず笑っちゃうよ
廉「うわっ！A先輩、もう5つも書いてあるんですね」
早くしないと、って
言いながら他の試食のブースに
早足で向かった永瀬くん
私も書かないとね
次は定番を攻めようかな
まずはスタンダードにミルクかなぁ
ん？
なんか向こうが盛り上がっていないか？
『あれは永瀬くんと‥矢野先輩？』
苺のチョコレートが
置いてあるブース
矢野先輩と永瀬くんと数名の女性社員
矢「永瀬くん、これ食べなよ！甘酸っぱい味が良かったから」
廉「ほんまっすか！？ありがとうございます」
矢「永瀬くんって食べるときもカッコいいね！この後、一緒に食事でもどう？」
廉「えっ、矢野先輩とですか？この企画って自分初めてなんで、まだ慣れてないんですよ」
矢「うーん、じゃあ、この企画のやまを超えたら行こうよ！」
廉「あはは、考えときますね」
矢「絶対だからね！永瀬くん、次はこっちのブース行こっか」
＿＿＿‥なんか楽しそう
仲よさそうだし、
食事の約束だって
周りがいいなっていう目してるし
「矢野に頼まれたら断れないよな」
「あんな近くで矢野先輩と会話しているなんて、永瀬が羨ましいー」
なんか矢野先輩、積極的過ぎない？
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砂漠のクロネコ(プロフ) - さちままさん» さちままさん、ありがとうございます！毎日ドキドキできるような物語を書けるよう頑張ります(^^) (2019年8月14日 23時) (
レス) id: dc8af8fdc1 (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - このお話大好きです。廉君が彼氏になって毎日ドキドキが見てみたいです。更新頑張ってください。 (2019年8月14日 22時) (レス) id: 8b1ec69824 (このIDを非表示/違反報告)
砂漠のクロネコ(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます！頑張って続き書きます(^ ^) (2019年7月17日 20時) (レス) id: dc8af8fdc1 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - すっごい面白いです！ 続き楽しみに待ってます！ (2019年7月17日 19時) (レス) id: d7eb9b2667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂漠のクロネコ | 作成日時：2019年7月7日 17時
