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お風呂から私も上がり
今は洗面台にて髪を乾かし中
お気に入りの
流さないタイプのトリートメント
いつもなら香りを楽しみながら
乾かすのに
一向に出来ない
『はぁ‥なんで私、誘ったのかな』
そう言っているうちに
乾かし終わり
リビングの扉を開けた
廉「あ！A先輩、お疲れさんです」
『永瀬くん、飲み物とかテレビとか良かったの？』
廉「いや、なんか悪いと思って」
『そんな、無理しないでよ』
台所でミネラルウォーターをコップ2つ分用意して渡す
多分、こうしないと
受け取ってくれない
永瀬くんのしか用意してなかったら
遠慮することくらい分かる
廉「わざわざ、すんません」
『いいの、私も飲みたかったし』
半分嘘で
半分本当
飲みたかったっていうのもあるけどね
『寝るところなんだけど‥』
廉「俺、どこでもいいですよ」
『いや、普段泊まりに来たらベッドの隣とかに置いているんだけど』
廉「流石にそれは無理っすよ！」
弟や友達が来たときは
寝室のベッドの隣にしているけど
永瀬くんとなれば
話は別
流石にヤバイよね！？
家に誘うだけでも
なかなかよ
これ以上は＿＿＿ねぇ？
『‥と、言うことで永瀬くんは寝室のベッドで、私はリビングで寝るから！』
廉「何言うてんですか！？俺はリビングでええですから、A先輩がベッド使ってください」
『な、何言ってるの！？先輩の言うこと聞きなさい！！』
廉「なんでこんなときに限って“先輩”使うんですか！？」
『別にいいでしょ！』
な、なんか疲れる
あっ、と永瀬くんは閃いた顔をしたけど
その後は何故かニヤニヤしてる
何か企んでるな
嫌な予感‥
廉「じゃあ、ベッドで一緒に寝るっていうのはどうっすか？“一緒に”」
『はぁ！？』
的中ーーー！！！
廉「名案じゃないですか？」
『名案じゃないから！！さっさと寝て！！』
廉「えっ、ちょ、ちょっと！？A先輩？」
無理矢理寝室に入れ込めば
観念したのか
それから永瀬くんが出てくることは無かった
どう？どう？ってドヤ顔で
私に言うんだもん
無理だっつーの！
心が持たないっつーの！
眠れないっつーの！
『あ、布団用意しなきゃ』
あー‥
本当に何が起こるか分からないや
取り敢えず、
少し硬めの仮ベッドに
酔って疲れた身体を預けた
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砂漠のクロネコ(プロフ) - さちままさん» さちままさん、ありがとうございます！毎日ドキドキできるような物語を書けるよう頑張ります(^^) (2019年8月14日 23時) (
レス) id: dc8af8fdc1 (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - このお話大好きです。廉君が彼氏になって毎日ドキドキが見てみたいです。更新頑張ってください。 (2019年8月14日 22時) (レス) id: 8b1ec69824 (このIDを非表示/違反報告)
砂漠のクロネコ(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます！頑張って続き書きます(^ ^) (2019年7月17日 20時) (レス) id: dc8af8fdc1 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - すっごい面白いです！ 続き楽しみに待ってます！ (2019年7月17日 19時) (レス) id: d7eb9b2667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂漠のクロネコ | 作成日時：2019年7月7日 17時
