【名探偵コナン】傍観していたい人生でした(遠い目)【トリップ】

ごー ページ7

最後に、白い封筒を開ける。



中から滑り出てきた、これまた白いカードを見ると、金色の文字で、


『貴女に幸多からんことを』


と書かれていた。




｢ははっ、ありがとう。神サマ。｣


粋なことするじゃん、と思っていると、さらに封筒の中から鍵が2つ出てきた。

一つはこのマンションの部屋の鍵。もう一つは....



｢あー!!私のバイクのキーだ!!
良かった〜!!｣


前の世界での愛車であるバイクのキーが入っていた。
これでこっちの世界でも楽に移動ができるね。
ちなみに種類はネイキッドでヤマハのXJR400。ネイキッドは教習所でも使われるやつだし、やっぱり女性でも乗りやすいってのがいいよね。
高速道路は疲れるけど...。


｢よーっし書類も見終わったし、早速このあたりを散歩してみるか。｣


ついでに食材なんかも買ってこよう。さっき見た冷蔵庫にはあんまり入ってなかったし。
とりあえず今回は徒歩かな。初日から遠出はちょっとね。

ちなみに現在時刻は14時半。お夕飯何にしようかな。



うーんと伸びをしてから、財布とスマホ、そして地図を持ってマンションを出た。





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｢ほうほうここが毛利探偵事務所かぁ。｣


すっげえ本物だ....と見上げる。



さっき工藤邸もちらっと見たけど、めっちゃでかかった。あと隣の阿笠博士の家から爆発音してた。




あんまりじっと見上げてると怪しいので、そろそろ食材でも買いに行こう。
えぇっとこのへんのスーパーかコンビニはっと...


｢あっそういえばお金下ろさないと...!!｣


通帳の中身はすごい金額だったが、財布の中にはそんなに入っていない。まずは銀行に向かうことにした。
コンビニのATMでいいんじゃないかって??
だって手数料かかるんだもーん。まあそんなの気にならないくらいのお金があるわけなんだけど...
無駄遣いはしないようにしなきゃね!!






そしてこの時は、ｳﾜｰｰあの時コンビニのATMにしとけば良かったァーーーと全力で後悔することになろうとは思いもしなかったのだった。

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