【名探偵コナン】傍観していたい人生でした(遠い目)【トリップ】

よんじゅうごー ページ47

さあさあいよいよ運命の瞬間が近づいてきております。


自分を落ち着けるためにちょっとテンションあげて実況とかしてみたけど駄目でした。正直もう口から心臓出そうです召されそうです。



そういえば警察への連絡はさっき済ませました。
原作で蘭ちゃん警察呼んでたもんね!!覚えてた私偉い!!優秀!!







...さてさて、そろそろ集中していくか。







べ｢バカな女...このボウヤのカワイイ計画を台無しにして...わざわざ死にに来るなんて...｣


哀｢ただ死にに来たんじゃないわ...全てを終わらせに来たのよ...
たとえあなたが捕まっても、私が生きているかぎり...あなた達の追跡は途絶えそうにないから...｣








心臓が、うるさい。


手が、震える。








哀｢そのかわり約束してくれる?私以外、誰にも手をかけないって...｣








落ち着け。


シミュレーションは出来てる。









べ｢いいわ...FBIのこの女以外は助けてあげる...｣








まずはトランクの蓋を、蹴り開ける。


右足に、力を込めろ。








べ｢でも、まずはシェリー、貴方...｣









タイミングは、









べ｢恨むのならこんな愚かな研究を引き継いだあなたの両親を...｣









今!!!!









ド ガ ッ









べ・哀｢!?｣









凄まじい音と共に、トランクの蓋が吹っ飛んでいく。





｢やっべー...ちょっと強すぎた...!｣








気にしている暇などない。

一気に上体を起こし、車の屋根に飛び乗る。






べ(ウソ...どうして!?)


ジョ(まさか...見られた!?)






勢いそのままに、駆け下りる。



止まるな、止まるな..!!!








ダァン!!という銃声が響き、足元を銃弾が掠めていく。






｢ヒィッ!?｣







ちょっとぐらついて左手をついたけど、大丈夫、いける。
ちょっと手首がグキッていったなんて知らない見てない痛くない。





べ｢待って!!カルバドス!!｣





周りなんて見えなかった。

誰が何を言っているのかも。









一直線に哀ちゃんの元へ、行け!!

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