【名探偵コナン】傍観していたい人生でした(遠い目)【トリップ】

にじゅうよーん ページ26

ちょちょちょちょーっと待て赤井さん。

成長期????20歳が?????

えっなになにアメリカだと20歳ってまだ成長期なの????

ってんなわけあるかーい!!!!!



こんな感じで脳内一人漫才をやっていると、1つの仮説にたどり着いた。
正直この仮説は外れてて欲しい個人的に。


｢あの...｣

とりあえずこの仮説の真偽を確かめてみよう。


赤｢何だ?｣

｢一応言っておきますけど...｣


とても外れてて欲しいんだけどな、もしかして、赤井さん...


｢私、成人してますよ...?｣


...私のこと学生だと思ってね????????





赤｢....は...?｣






はーい今この瞬間私の立てた仮説が正しかったことが証明されましたねくそかよ!!!!!!


赤井さんは、目をカッ開いてビックリ仰天って感じだ。

おいおいこんなにびっくりしてる赤井秀一なかなかレアだぞ写真撮るなら今のうちですわよ奥さま!!!!!
まあ撮ったらカメラ狙撃されそうだから撮らないけど!!!!!


｢ほら｣と言ってバイクの免許証の生年月日のところを見せれば、それを凝視する赤井さん。



赤｢...そうだったのか...すまんな。俺はてっきり、15、6歳かと......｣





｢いやおいちょっと待て。｣






は????これは流石に予想の斜め上だぞ???斜め上をコナンくんのスーパーシュートが飛んでいったぞ????

15歳とか高1???中3???新一くんたちより年下じゃねえかおいFBI!!!!!!!



｢私そこまで童顔じゃなかったと思うんですが!?｣

思わずそう声を上げると、赤井さんは少し考えるような表情で、


赤｢いや、見た目は確かに幼くはないんだが...なんとく雰囲気がな...。
お前と話していると、どこか気が抜けてしまうんだ。｣


｢それ言われたの貴方で3回目ですよそんなに子供っぽいですかええそうなんですね。｣


もういいもん拗ねてやる。
そう言って、プイと横を向けば、なぜか頭上から降ってくる赤井さんの笑い声。


｢なーに笑ってんですかー!!｣と思わず頬を膨らませて赤井さんを睨みつけると、



赤｢くくっ...そういうところが子供っぽいと言われる所以なんじゃないか?｣


と、私の頭をくしゃくしゃっと撫でる。









....ん...?待って、えっ...もしかしてもしかしなくても、私いま赤井秀一に頭撫でられてる...????







その状況を飲み込んだと同時に何だか急に恥ずかしくなってくる。




イケメンに頭撫でられて冷静でいられるほど経験つんでないわ正直召されそうです。

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