逃げた先 ページ10
・
『離してって言ってるじゃん！！』
少し大きな声を出せば、みんなこっちを向く。
『...っ、ごめん。』
私はリハ室を飛び出した。
目黒「待って！」
って目黒の声と
阿部「追いかけんな。」
って亮平の声。
亮平ありがとう。今追いかけられて捕まえられたら泣きそうな顔見られちゃうから。
どこに行こうかなーなんて考えながら廊下を歩いていれば、大きな笑い声があるリハ室から聞こえてきた。
私はそのリハ室に逃げ込んだ。
田中「え？姉さん？」
京本「A？どうしたの？」
そう、SixTONESのリハ室。
『ごめん、ちょっとだけ、居させて。』
高地「...いいけど、」
壁に寄りかかり、座り込むと頭にタオルがかけられた。
松村「ひどい顔。最近の姉ちゃん変だよ。」
少し乱暴に頭を撫でてくる北斗。
『...っ、』
森本「何があったか教えてとは言わないけどさ、しんどい時しんどいって俺らに言ってもいいんだよ？」
ジェシー「グループは違うけど、一緒にやってきた仲間でしょ？」
『...っ...、優しすぎんの、ストは.....。』
田中「何があったの？今何が辛い？兄さん達に言えないなら俺らが聞くよ？」
樹が隣に座ってくれて、反対側には大我、前にはジェス、こーち、たろ(慎太郎)がしゃがんで、北斗はその後ろに立って見守ってる感じ。
『っ、過去最高に、ジャニーズ、やめたい...。』
思わず本音を漏らせばみんな目を見開いて。
京本「え？は？まじ？」
高地「ちょっと待って？やめないで？」
田中「うん、ちょっと待ってだわ。そこまで大きいと思わなかったよ、うん。」
ごめんね、急にこんなこと言い出して。
でもね、この6人のことも信用してるし、
何より、何で辞めたいか、は聞いてこないんだ。
その優しさがありがたい。
松村「とりあえず、しばらくここに居なよ。兄さんたちには後で迎えに来てもらうよう伝えてくるから。」
『...このことはみんなに言わないでっ、あと、迎えは亮平と翔太がいい。』
田中「翔太もなの珍しっ。」
松村「...分かった。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2334人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もっちゃん(プロフ) - 大好きな高杉くんが入っててめっちゃびっくりした (2020年1月5日 20時) (
レス) id: 74f33b9c41 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - サエさん» いつもリクエストありがとうございます！ヒットパレードはご想像と少し違くなってしまうかもしれませんが只今構想中です！しゃべくりも先程見ていて描きたい部分があったので書かせて頂きたいと思います！ (2020年1月2日 22時) (レス) id: 5dad6c6827 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - そらさん» コメントありがとうございます！よかったです！ (2020年1月2日 22時) (レス) id: 5dad6c6827 (このIDを非表示/違反報告)
サエ(プロフ) - 久しぶりにリクエストします♪、昨日の爆笑ヒットパレードと今日のしゃべくり007のお正月スペシャルの様子をお願いします♪ (2020年1月2日 18時) (携帯から) (レス) id: d9f9fed193 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 毎回読んでてニヤニヤしちゃいます。 (2019年12月26日 23時) (レス) id: 56497ab6f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆずき
| 作成日時：2019年10月18日 18時
