三十九話 ページ4
中戦の間＿＿坪田side
部屋に入ると一人の男が、モーニングスターを足元に置き、背を向けて立っていた。俺と先輩は、アイコンタクトをとり、気付かれないようにそーっと近づく。
＿＿＿＿＿＿＿が。
？「おっと、来たね来たね来たね！俺に不意討ち仕掛けようとした？ザンネーン！」
一瞬で気付かれてしまった。
金「やっぱり一筋縄じゃいけねえですねィ………」
金出地先輩は余裕のある顔をしているけど、内心だいぶ焦っていると思う。
松「俺はアマツキツネの四天王、松竹！って自己紹介してる場合じゃない！ボスに早く消せって言われてた！」
そう言った直後、松竹の顔がドス黒く歪む。頭上でモーニングスターを回しながら近付いて来る。
一方金出地先輩は、自分のモーニングスターの鎖を握り、垂らしている構えだった。
坪「我が意志に応えよ……ウルフ、イーグル召喚ｯ！」
魔法陣から狼と鷲が出てくる。２匹が出てくると同時に、俺達は走り出す。
松「ウイショオオオオオオ！」
ある程度近付いたところで松竹がモーニングスターを振りかぶってきた。俺はそれを難なくかわし、懐に飛び込む準備をする。
金「坪田ｯ！あぶねぇ！」
坪「えっ？ってうおぉｯｯ！？」
先輩の声に振り返ると、敵のモーニングスターが迫ってきていた。間一髪でかわす。
金「こいつァバケモンでさあ………あれだけの時間で、あれだけの重量のモーニングスターを操るとは………」
俺は体勢を立て直すため、後ろに飛び退く。
松「うへぇ…避けられちゃった。けどまあいいや。スグに君達は、俺の手で真っ赤に染めたげる♪」
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雪の助(プロフ) - ももかさん» 久しぶりに来たらコメが！ももかちゃんの作品見てみるね！ (2018年3月12日 22時) (
レス) id: 1a18262307 (このIDを非表示/違反報告)
ももか - ごめん、題名間違えた anthro's<アンスロズ>で出ると思う。 (2018年3月6日 17時) (レス) id: 89f132793b (このIDを非表示/違反報告)
ももか - うごの質問で聞いた(？)から来たよ！ すごい面白いね！<語彙力ェ… 私もひかりって名前でオリジナル小説を書き始めたよ！ 『アンスロズ』で調べれば出てくると思う。 (うごが終わったら、こっちでできちゃうじゃん…！) (2018年3月5日 15時) (レス) id: 89f132793b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪の助 | 作成日時：2018年1月14日 13時
