モブの私が悪女とヒロインを観戦してたらいつのまにか潰していたみたいです。(歌い手)(合作)

ヒロイン4% ページ7

勘違い姫(姫乃)side

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「場違いなんだよ‼お前が生徒会員なんて‼」

「ただ、先生受けが良いだけの癖に‼」

またか......

そんなこと言われても、生徒会になりたくて頑張っただけじゃない‼

頑張ってない人に言われたくない‼

『努力さえしてないくせに......』

小さく呟いたつもりだった...

でも、聞こえてた見たいで。

「あ?調子のってんじゃねえよ‼」

「生徒会の皆様も迷惑がってるんだよ‼」

「ほんと、勘違い姫って名前がお似合い‼‼」

...好きな人の前で可愛くしようとすることはダメなことなの...??

私は可愛くしようと頑張ってるだけじゃない‼


ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ


「...なにしてるの?」

「咲來!?!?」

「生徒会を見に行ったんじゃなかったの...?」

「その途中で忘れ物に気付いて寄ったんだ‼」

そう言うと、あの人たちは走り去って言った。

...でも、私は一番咲來さんが嫌い。

だって......

「ほんと、生徒会の人たちが可哀想...」

勘違い姫...この名前を付けたのは、みんな知らないけど咲來さんだから。

そして......

「あなたを潰してあげるよ。あなたじゃ、生徒会の人たちとお似合いじゃないわ。」

私を潰そうとしてくるから。

『うるさい......あなたにこの座は絶対、渡さない‼』

「本当に、勘違い姫ね。渡すも何も、あなたはまず、持ってないじゃない。」

『あなたは生徒会員になりたいだけでしょ!?!?』

「私が欲しいのはね、勘違い姫さん。あなたの絶望の顔。そして...」

咲來さんは私に近付いてきてこう言った。

「生徒会の姫よ。」

『っ‼‼絶対に、生徒会に入れないから‼』

「出来るといいわね。」

そう言って、咲來さんは理科室から出ていった。



ーーーーーーーーーーーーーー

以上、神木でした！！

まだ数話しか書いてないのに、お気に入り登録者が増えていてとても驚いてます！！

これからもぜひ見ていってください！！


読む時に分かりずらかったのでsideつけさせてもらいました。(狐太)

モブ５%→←モブ3%

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す