飯田くんファイト ページ7
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｢Aか。……容赦はしないぞ。｣
｢俺もだよ。常闇君。｣
｢START！！！｣
開始の合図と共にお互い宙へ飛ぶ。先程の飯田くん対塩崎さんは飯田くんの瞬殺だった。レシプロで塩崎さんを場外に押し出したのだ。
それに対し、常闇君に瞬殺は無理だ。彼の個性である
帯電。軽く出してる時は身体に光る静電気を纏っているようにも見えた。それにかっちゃんの爆発。閃光弾。……高圧電流、スタンガン。
瞬殺は無理でも、勝算が見えたと口角を上げた。
｢いけ、黒影！｣
｢アイヨ！｣
｢ふんﾞっぬ！こんな感じか！｣
光る程の静電気を身体に纏い、光と火で生成した閃光弾を思い切り爆発させる。観戦者達の目には大変よろしくないが、一瞬だけ耐えて欲しい。
眩い光に常闇君と黒影が怯んだ隙を見て、彼を場外へぶん投げる。地面に叩きつけられた彼らを見て、ミッドナイト先生の審判が下った。
｢常闇くん場外！Aくん3回戦進出！！｣
慌てて常闇君の方へ行けば、痛がりながらも自力で立っていた。良かった、大事にならなくて。共に退場し、観客席へと歩を進める。ふと、常闇君が口を開いた。
｢…知っていたのか。｣
｢んーん。影って言うくらいだから、光に弱いのかなって。勘だよ。｣
実は凄く手が痺れている。これで上手い事閃光弾が作れなければ次の手を出すのに相当苦労しただろう。危ないところである。弱点については原作知識という少し狡い知識からだが、その弱点を上手く突けなければ彼に勝つのは至難だ。普段可愛い黒影の強さは計り知れない。
｢あ、デクくん！｣
｢Aくん？あ…もう終わっちゃった？｣
｢うん。今かっちゃんと鋭児郎君だよ〜。｣
観客席の出入口に、トゥルーフォームのオールマイトとデクくんが居た。丁度今帰ってきた様だ。常闇君と2人で駆け寄れば、俺らの姿を見たデクくんがしょぼんと眉を下げる。飯田くん達のも見たかったのだろう、落ち込む彼の頭をやんわりと撫でた。
｢じゃあ一気に治癒掛けちゃうから、そこ座って。｣
｢あ、うん！ごめんねいつも……｣
｢俺がしたくてしてるんだから、謝んないで。｣
ぎゅっと抱き締め、治癒をかける。全身に骨の折れた痛みが広がり、呻きそうになった。
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じゃがりこ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2018年11月4日 15時) (
レス) id: f3618771b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - ゆーとさん» ああ、ごめんなさい！教えて下さりありがとうございます！ (2018年9月27日 15時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーと - とても面白く、一気読みさせていただいているのですが、Re:インゲニウム�△�｢OはOでも〜｣とありますが、AOはA型、BOはB型になり、O型になるのはOOだけですよ (2018年9月27日 15時) (レス) id: f375cefe03 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - 瑞稀さん» ありがとうございますー！そう言って貰えて嬉しいです…！頑張ります！ (2018年4月30日 21時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - いいところで…！！！夢主くんの性格大好きです！！今後どーなるのか気になります！更新楽しみにしてます！！ (2018年4月30日 21時) (レス) id: be8945b53e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月23日 2時
