休め振替休日 �� ページ18
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是が非でも受け取らぬと抵抗を見せるかっちゃんだが、オールマイトは容赦無く彼の口へメダルを掛ける。口から振り落とさず、威嚇呑みを続ける彼を満足気に見たオールマイトは、カメラへと振り向いた。
｢さァ！！今回は彼らだった！！しかし皆さん！この場の誰にも、
競い！高め合い！さらに先へと登っていくその姿！！次代のヒーローは確実にその芽を伸ばしている！！｣
好敵手と書いて友と呼ぶ。歯の浮く言葉だ。だけど、確かに。デクくんが思う通り、実際に体験した体育祭はまさにそれだった。大きく放ったオールマイトの言葉は、俺達の背中をいっそう強く押したと思う。
｢てな感じで最後に一言！皆さんご唱和下さい！！
せーの、｣
｢プルス、｣
｢お疲れ様でした！！！｣
｢ウル……えっ！？｣
｢そこはプルスウルトラでしょ、オールマイト！！｣
最後は綺麗なブーイングで幕を閉じた。観客や生徒達にツッコまれ、あわあわとたじろぐオールマイトも見れた事だ。一先ず大きな行事が終わったと、俺は思わず力の抜けた笑みを浮かべた。
｢A。｣
｢ん？お疲れ様〜、焦凍君。｣
退場を終え、皆更衣室へ足を運ぶ。俺もと歩を進めようとしたところを、焦凍君に呼び止められた。何故呼び止められたのかは分からないが、取り敢えずお疲れを言っておく。焦凍君にとって、沢山の事を考える1日だった筈だ。人一倍疲れているだろう。
｢もう、怪我良いのか。｣
｢え？あぁ、大丈夫だよ〜。｣
｢そうか。右肩がやべえって聞いたけど……｣
｢いﾞっ、！｣
大丈夫と言った俺を信じ、焦凍君が徐に俺の右肩へと手を置いた。突然の事に、痛みがダイレクトに響く。思わず声を上げた俺に、びくっと肩を揺らし手を放した焦凍君。ごめん、君は悪くないから。そんな罪悪感に駆られた様な顔しないでくれ。
｢治して貰えなかったのか……？｣
｢いや、体力が足りなくてね〜。でも軽く塞がるくらいまでは治してくれたよ。｣
また明日にでも治して貰いに来る事を伝えれば、彼は安堵した様に息を吐いた。優しいなぁ。今は自分もそれどころじゃないだろうに。焦凍君の頭に左手を伸ばす。そのままぽんぽんと撫でてやれば、首を傾げられた。
｢すっきりした顔してるね。体育祭、楽しかった？｣
｢……おう。大事な物が、見つかった。｣
｢…そっか〜、良かった。もう無くさないようにね。｣
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じゃがりこ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2018年11月4日 15時) (
レス) id: f3618771b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - ゆーとさん» ああ、ごめんなさい！教えて下さりありがとうございます！ (2018年9月27日 15時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーと - とても面白く、一気読みさせていただいているのですが、Re:インゲニウム�△�｢OはOでも〜｣とありますが、AOはA型、BOはB型になり、O型になるのはOOだけですよ (2018年9月27日 15時) (レス) id: f375cefe03 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - 瑞稀さん» ありがとうございますー！そう言って貰えて嬉しいです…！頑張ります！ (2018年4月30日 21時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - いいところで…！！！夢主くんの性格大好きです！！今後どーなるのか気になります！更新楽しみにしてます！！ (2018年4月30日 21時) (レス) id: be8945b53e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月23日 2時
