七夕&プレマイ生誕祭2018 ページ13
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｢七夕？｣
｢そう！今日は7月7日だよ！｣
登校早々、両腕をぶんぶんと振りながら七夕だー！と叫ぶお茶子ちゃんに、首を傾げ復唱する。そうか、今日は7月7日だったか。だけど、確か。
｢……あー、1日中雨予報だね。今年は織姫と彦星会えないかもなぁ。｣
｢お、おりひめと……いやいや、でもほら！短冊作ってきたんよ！｣
｢へぇ、笹も？｣
｢あるわよ、Aちゃん。｣
スマホに表示された雨マークをお茶子ちゃんに見せつつ、残念だねと言外に含むも、一瞬ぽかんとした彼女はすぐに元気良く短冊を見せてくれた。笹の有無を問えば、あると答えてくれたのは梅雨ちゃんだ。一体どこから持ち出したのか、小振りだが立派な笹が教室の隅に鎮座している。
｢でも、確かに雨なのは残念だよね……｣
｢仕方ないわ、笹だけでも豪華にしましょ。｣
｢そうだね！よーし、気合入れて…｣
｢おはよう、諸君。｣
少ししょんぼりとするお茶子ちゃんを梅雨ちゃんが励ませば、再度元気に笹飾りへと取り掛かろうとする彼女の言葉を遮った声。相澤先生だ。HR前の時間に、彼が教室に顔を出すのは珍しい。
｢相澤先生、おはようございます。どうしました？｣
｢あー……説明が面倒臭い。言い出しっぺに聞いてくれ。｣
挨拶をしつつ駆け寄る俺を一瞥し、少し唸った相澤先生は己の背を指差した。なんだと首を傾げるA組一同の前にひょっこりと顔を出したのは、1 8禁ヒーロー、ミッドナイトだ。
｢はぁい！元気？｣
｢ミッドナイト！｣
｢あら、綺麗な笹！七夕？｣
｢そうなんです！折角だし。｣
こくこくと頷くお茶子ちゃんに、ミッドナイトは風流ね！と笑った。飾りの入った箱を見た彼女は、にんまりと口角を上げ俺達を見回す。
｢実はお願いがあってきたの。折角だから、そこの飾りを使って教室を誕生会仕様にしてくれない？｣
｢たんじょうび……？誰かのお誕生日なんですか？｣
飾りを指差しつつそう提案したミッドナイトに、透ちゃんの疑問の声が掛かる。7月7日、誰だっただろうか。記憶の中のスケジュールを探る。……あ、そういえば。
｢ええ、プレゼント・マイクの誕生日なのよ。最近、ちょっと元気無いから。｣
｢え、大丈夫なんですか？｣
｢元気無かったんだ……全然わかんなかった…｣
ミッドナイトの言葉に、教室内から次々と心配の声が上がる。だからこそお願いしたいのだと言われれば、断る謂れはない。二つ返事で頷き、各々飾りを手に持った。
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ゆきねこ。(プロフ) - 音兄Love!@鈴音さん» 嬉しいです！！！エンデパパはほんとに優しい……すれ違いがなくなったらいいのにと思います (2019年1月18日 12時) (
レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
音兄Love!@鈴音(プロフ) - ハロウィンとても好きです…!!!設定が好き…エンデパッパ結局優しいんですよね…あとかっちゃん優しくてしんどい…… (2018年11月1日 21時) (レス) id: a8cf11cd3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - シロさん» ありがとうございます(´ ; ω ; ｀) (2018年2月14日 23時) (レス) id: 819d312a56 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 好きです (2018年2月14日 23時) (レス) id: 55b0e9cf98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきねこ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年2月14日 13時
