Fischer's短編集 3rd

告白　ダーマ ページ13

貴「えー…っと…大事な話があるから、ゲーム中断してほしい…」

ダ「なーに？」

ゲーム画面から目を離さず、聞いてくるダーマ。

仕方無い。このまま話すか。

貴「んー…前から咳めっちゃしてたでしょ…今日熱も出てさ…咳もひどくて…病院行ったらね、肺炎だって」

ダ「………なんて？」

貴「この頃調」

ダ「いや最後」

貴「肺炎だって」

沈黙が流れる。

ダ「は、え、そんな辛かったん？なんで言わなかった？つか肺炎！？え、大丈夫じゃねえじゃん」

貴「ダーマが来てくれるのが嬉しくって…さ」

実は病院から帰ったあと、少し寝ようとしたがしんどすぎて寝れなかったりして……不安だった。

だからこそダーマが来てくれて嬉しいのだ。

ダ「うっわ…まじか…気づけなくてほんとごめん…！」

よく見たら目も潤ってるし、顔も赤くなってる…と頭を抱えるダーマ。

そんなつもりじゃなかったんだけどな…

貴「でもね、入院までは多分、行かないから…あー…でも結構…しんどいかも」

安心からなのか何からなのか。

どっとしんどさが増した。

ダ「もういいから！早く楽な体勢になれって…そうそう。俺明日休みだからずっと一緒に行っから…」

貴「……ありがとう」

やっぱりダーマは優しかった。

fin

終わり方謎や……

マカロンさんリクエストありがとうございました！

こんな感じもいいですね……！

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