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其の五十五 ページ6

神谷side

愛染幹部は、私の憧れだった。

…否、憧れだ。現在進行形で。

本当に尊敬している。

そして、今私は……

愛「落ち着いたか?」

神「はいっ…」

その愛染幹部の部屋に居る!

お茶を差し出される。

神「あっ…ありがとうございます」

愛「で?」

神「はい…あの…私、どうしても上手く出来ない技が有って…」

私は今愛染幹部に体術を教えてもらっている。

唯、一つだけ何度練習してもできないものがある……

貴「あ〜…それは私も得意ではなくてな……」

愛染幹部はこんな私にも丁寧に教えてくれる。

神「なるほどっ!」

貴「うーん…他にやりやすい方法が見つかったらまた教える…済まない」

神「いえ!教えて下さって本当にありがとうございます」

すると、愛染幹部は笑って

貴「否…お前の頑張りはいつも見ているからな。多少の事なら力になれるかもしれん。いつでも相談してくれ」

その言葉に、胸が高鳴った。

神「ありがとうございます!!では…失礼します」

私は頭を下げて、部屋を出た。

部屋を出てからも暫く、心臓の高鳴りは収まらなかった。

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 中原中也 , ポートマフィア   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:さくらもち | 作成日時:2018年9月9日 21時

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