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No.9 ページ9
「あんな…」
一度深呼吸をして先程あった幼馴染との事を一気に話す
「フフフ…へ〜そんな事があったんやな」
ニヤニヤとした笑みで私を見つめてくるのんちゃん
「むぅ…のんちゃん、その目やめてや」
「え〜
やって私らが選んだ下着彼に見てもらったんやろ〜」
「見てもらったって言うか…見られたって言うか…」
最後は声が小さくなってしまう
そこに優しく微笑んでいる淳子さんがのんちゃんを窘めてくれる
「望、からかわへんの
それにしても幼馴染くん煮え切らん男やな」
「淳子もそう思うよな、私らが選んであげた下着見て何も言わへんなんか」
「やから…大ちゃんは私の事なんか女として見てへんのよ…ふっ…」
話してて悲しくなって涙が滲みそうになる
「もう、智子泣かへんの！
智子は魅力的な女の子やで」
「そうよ、智子ちゃん
こんなに可愛くて素敵な女の子なのに」
のんちゃんがギュッと抱きしめてくれて、淳子さんが涙を拭ってくれる
「2人ともありがとう…」
ホンマに2人と友達で良かったなと思う
優しくて魅力的で
2人に挟まれて安心してしまう
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作者名：ルナ
| 作成日時：2021年11月1日 15時
