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No.18 ページ18
そんな私の発言がどうやらツボに入ったみたいで
「アハハハ…サイコーやで」
目の前で爆笑される
そんな姿に思わず頬が膨らんでしまう
「むぅ…そんなに笑わんでも…」
「ごめんて、でも気に入ったわ、なぁ、友達になろうや、なっ、智子！」
ニコリと優しい笑顔で私に手を差し出してくる
悔しいけど顔はヤッパリ好きな顔やわ
「…私もりゅーせーの顔は好きやからな
友達になったる！」
「おおきに、じゃ、このまま俺とメシでも行こうや
ほんでその好きな相手のことでも聞かせてや」
「ええけど…なら！りゅーせーの恋バナも聞かせてよね」
「ハハ…恋バナな、そんな風に言われるのは新鮮や
なんや楽しそうやな
ほんなら行こか〜ほら、これ」
落ちている下着を拾い、紙袋に入れ直して渡してくれる
「あっ、ありがとう…」
少しばかり恥ずかしくて顔が赤くなる
「そんな照れへんでもええで
さっきも言ったけど俺、女に興味無いからな
どんな下着見せられてもなんとも思わへんから」
「勇気出して買った下着に、そこまで言われると、それはそれでなんか腹立つわ」
紙袋を受け取りながら流星にそんな事を言う
するとニヤニヤとしながら口を開かれる
「勇気出して買った下着な
それはさっき言ってた好きな人と関係あるんやろな
その辺のとこも詳しく聞かせてもらおか〜」
「アホりゅーせー！」
私をからかうように笑う流星に着いて歩き出した
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作者名：ルナ
| 作成日時：2021年11月1日 15時
