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No.9 ページ9
教会の隅で幸せそうな二人を見つめる
親友であって、妹のようであって、私の本当に大切な子
心の底から幸せになって欲しいと願う子が、純白のウエディングドレスに身を包み微笑んでいる
「神ちゃん…綺麗やな、良かった…」
そんな言葉が自然と出ていた
「ほんまに…二人が幸せそうで良かったな」
隣に佇む小瀧からも嬉しそうな言葉が聞こえた
「うん…ふっ…ぐずっ…」
思わず涙がこぼれ落ちてしまう
そのこぼれ落ちた涙を、横から伸びてきた指が拭い取る
驚き動けなくなると被さるように言葉を発せられる
「なぁ、シゲ…
智子ちゃん綺麗やな、好きな人の為に純白のウエディングドレス着て幸せそうに微笑んでる」
「そうやね…」
「なぁ…シゲは紅をつけてくれへんの…」
また、真剣な眼差しを向けられる
「……やめてや、私が冗談嫌いなの知ってるやろ」
「冗談やない!」
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作者名:ルナ | 作成日時:2021年2月7日 14時