俺の世界が色づく時 JW 青×緑 桃×赤No.2

No.58 ページ9

「そんな事より…今日は大切な話があって来たんや

とも、待たせてごめんな…

全部片付いたから、やから…」

 

 

 

少し緊張した口調

 

そこまで一気に喋り

 

そして大きく深呼吸をする

 

 

 

 

「俺と結婚してください」

 

 

 

溢れる涙

 

込み上げてくるこれ以上ない喜び

 

 

 

「ふっ…ふえっ…

はい、こんな僕で良かったら…お願いします」

 

 

 

「その、正式には今の日本やったら籍入れれへんけど

でも、気持ちはずっと一緒やから」

 

 

 

やさしく僕の頬を流れる涙を指で拭ってくれる

 

 

 

「流星、神ちゃんおめでとう」

 

 

「さっき、わろてる事増えたって言ったばかりやのに」

 

 

 

「のんちゃん、シゲ、ありがとう

これは嬉し涙やからいいの！」

 

 

 

 

満面の笑みで声をかけてくれる2人にお礼を言う

 

 

 

「本当に2人には感謝してる

ともとこうして笑えるのは2人のおかげやから

やから、ともにプロポーズするのは2人の前って決めてたんや

2人に証人になって欲しかったから」

 

 

 

 

 

そう言って流星も2人にお礼を言い深々と頭を下げる

 

 

 

あぁ…僕、幸せやな

 

 

素敵な人に囲まれてる

 

 

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