小さな足音 No.1 JW 青×緑

No.8 ページ8

流星からプロポーズを受けて2週間が過ぎた


今日は一緒に病院へ行く日

産むと決めたあの日、お世話になっている先生に連絡をした

  

 

『おめでとう
これから大変だろうけど全面的にサポートするからね
次は2週間後に彼氏さんとおいでね
赤ちゃんになってる姿が見れるよ』

 

 

そんな事を先生が言ってくれた


 

この子も俺も流星も

あの先生に出会えて幸せやと思う


 




そんな事があり、過ごした2週間

その間もつわりは続いていたけど、赤ちゃんがお腹におると思えば頑張れた


それに流星が献身的にサポートしてくれてるからってのもあるしね

 

 

ええパパになりそうやな、なんてコッソリ思っている

 

 

 

「とも準備出来たか？あっ、荷物は俺が持つから
上着着んでええんか？冷やしたらあかんやろ」

 


 

まぁ、少し過保護ではあるけど…

 


「大丈夫やって！
今日は調子ええんやで」

 

「…ならええけど…
無理だけはせんといてな
あぁ…俺が変われたなら…」

 
 

一瞬、お腹の大きくなる流星を想像して、笑ってしまったのは内緒にしておこう

 

 

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