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炭治郎side
炭治郎「いや、そんな、俺は...沢山周りの人に助けて貰ってやっとだから...」
愈史郎「冗談で言ってるんだ、真に受けるな馬鹿が」
炭治郎「ええっ!!」
愈史郎「お前なんか下の下だ。顔見てたら苛々してきた、俺は帰る。...じゃあな」
そう言って去って行こうとする愈史郎さんの背中を見て
このまま消えてしまうんじゃないかと思った
炭治郎「愈史郎さん、死なないでくださいね。珠世さんの事ずっと覚えていられるのは愈史郎さんだけです」
愈史郎「...」
キィ...バタン
何も言わずに帰って行った愈史郎さんは
とっても小さく見えた
┈┈┈┈┈┈
炭治郎「愈史郎さん大丈夫かな...ふらっと居なくなってそれきりだし...心配だよ」
禰豆子「うん...」
炭治郎「あっ、そうだそれと、義勇さん達居なかったけど知らないか?具合悪くなったりしてないよな?」
禰豆子「義勇さん達は大丈夫だよ。今日御館様の所に行ってるの」
(No sideへ)
その頃、煉獄・宇髄を抜いた
悲鳴嶼・無常・伊黒・甘露寺・不死川
胡蝶・時透・冨岡の八人は御館様の所に居た
最後の柱合会議をするためだ
輝利哉「来てくれてありがとう。今日が最後の柱合会議だ。行冥、A、小芭内、蜜璃、実弥、しのぶ、無一郎、義勇。よく柱皆生き残ってくれたね。他の子供達は大勢居なくなってしまった。けれど私達は鬼を滅ぼす事が出来た。鬼殺隊は今日で解散する」
柱「御意」
くいな「長きに渡り身命を賭して」
かなた「世の為人の為に戦って戴き尽くして戴いた事」
輝利哉「産屋敷家一族一同、心より感謝申し上げます」
柱「!!!!」
目の前で経緯を述べ頭を垂れる御館様達
義勇「顔を上げてくださいませ!」
実弥「礼など必要御座いません!鬼殺隊が鬼殺隊で在れたのは産屋敷家の尽力が第一」
A「輝利哉様が立派に務めを果たされた事、御父上含め産屋敷家御先祖の皆様も誇りに思っておられる事でしょう」
実弥、義勇、Aの言葉に
大きな瞳からボロボロと涙が零れる
輝利哉「ありがとうございます...っ...うっ、うっ」
柱「(ニコ)」
そんな輝利哉を見て微笑み合う柱
そして今日、鬼殺隊は解散となった
そして炭治郎の元には沢山の人が訪れていた
天元、須磨、まきを、雛鶴
槇寿郎、杏寿郎、千寿郎
刀鍛冶の人達、隠の人達
そしてその足の間を抜けて伊之助は台所へと向かった
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メア様推しの人 - これって現在パロ?てないんですか? (6月2日 16時) (レス) @page45 id: b2dbf5b4a0 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - たまたま見つけたお話でこんなに泣くとは思いませんでした!素敵な作品でとっても感動しました。続編見てきます! (5月23日 19時) (レス) @page45 id: 87b97eb6cb (このIDを非表示/違反報告)
らら - ほんっとに小説で泣けない私なのにぼろなきしちゃうくらい素晴らしい作品をありがとうです!!今から全力で現代読んできます!! (2022年1月1日 16時) (レス) @page45 id: 593b9c77e0 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - ミラー☆さん» ミラー☆様!わぁぁぁ!ありがとうございます!手紙のところは私なりに力を入れた部分なので、そう言っていただけて本当嬉しいです!🙏✨こちらこそ、一章から九章まで読んでくださり、ありがとうございます! (2021年9月28日 1時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - 凛華さん» 凛華様!ほっ、本当ですか…!?めちゃくちゃ嬉しいです…😭そう言って頂き、本当にありがとうございます! (2021年9月28日 1時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yu-grena | 作成日時:2021年2月13日 23時