柱最強の女_第9章

−５２５−(短めです) ページ25

No side




時は無情にも止まってくれず



炭治郎の最愛の人を連れていった



あの後は、御館様に連絡をして葬式をし



沢山の、無常が好きだと言っていた



ピンクのスイートピーを無常を包む布に



沢山敷き詰め火葬した



そして今御館様の家には煉獄・宇髄



不死川、伊黒、甘露寺、胡蝶、冨岡



時透、炭治郎の九人が集められていた









輝利哉「悲しい時にごめんね炭治郎、Aはどんな最後だったかな」




炭治郎「はい…Aさんは俺に日の呼吸を見せてくれと言いました。無惨との戦いでちゃんと見れなかったからと、綺麗だと聞いたからと…だから俺、日の呼吸を舞ったんです…。最後の型も舞って、Aさんにどうだったか聞こうと近寄ったら…凄く幸せそうに微笑んで眠っていました…ｯ…」




輝利哉「そうか…ありがとう」




炭治郎「いえ…」









すると輝利哉は立ち上がり一つの箱をもって



皆の前へと移動する



その箱を開けるときれいな字で名前の書いてある



手紙だった。そしてその手紙は今居る皆宛のものと



一人一人に書いたものが入っていた









輝利哉「この手紙はね、Aが生前に皆に書いて僕に渡してくれと預けた手紙なんだ。私が死んでから皆に渡して欲しいと」




皆「！」









輝利哉は一人一人名前を呼んで渡していく



綺麗に○○殿と書かれた字は無常の字で



不死川はそっと手紙を開いた

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