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そして寿命最後の日_
No side
この日無常邸では柱の皆、カナヲ、玄弥、千寿郎
アオイ、炭治郎、伊之助、善逸、禰豆子が
無常の最後の日を過ごすために集まっていた
A「本当に手伝わなくていいのかい?」
アオイ「大丈夫です、それに皆さん積もる話もあるでしょうし、Aさんのお体が一番なので」
A「ありがとうアオイ」
アオイ「いえ...///」
アオイは撫でてくれる無常の手が好きだ
優しくて姉のように思っているから
無常はゆっくり歩きながら皆の居る居間へと行く
天元「よぉよぉ、元気そうじゃねぇか」
A「ハハ、そう見えてるなら嬉しいよ」
杏寿郎「うむ、今日の無常少女は楽しそうだ!」
A「そりゃ皆が遊びに来てくれてるからね」
天元「なぁ無常、本当に逝っちまうのか?」
杏寿郎「宇髄」
天元「深い意味じゃなくて、無常はどうなんだと思ってな」
A「そうだな、死にたくはないが仕方ない事だ。それに最後に皆の顔を見て死ねるなら寂しくないからな」
天元「なら良かったわ。今日は存分に楽しめ!」
優しく無常の背中を押す宇髄
煉獄はそんな宇髄の目が潤んでいるのを
しっかり見逃さなかったが見て見ぬふりをした
そして無常はご飯を食べてワイワイしている皆の元へ
蜜璃「あ!Aさん!桜餅沢山持ってきたので一緒に食べましょう!海苔のお団子もありますよ!」
小芭内「無常、無理せず座ってろ。体に障るぞ」
A「手厳しいなぁ」
蜜璃「Aさん、あのね、その、赤ちゃんが出来たの!」
A「!本当か?」
小芭内「ああ、三週目だ」
A「そうかそうか、おめでたいなぁ。元気に産まれてくるんだよ、君の母上と父上はとってもすごい人達だ」
二人「///」
A「幸せにな」
二人「ああ/はい!」
実弥「無常ォ、飲んでるか」
A「私は飲めないよ」
実弥「ハッ、そうだったな」
カナヲ「あの、実弥さん…玄弥くんが呼んでます」
実弥「おぉ、今行くわ」
ポンッと優しくカナヲの頭を撫でて行く不死川
それを見て無常は直ぐに気づく
A「カナヲ、もしかして不死川と?」
カナヲ「あっ...///えっと…はい///」
A「そうか…ごめんな…」
カナヲ「いえっ!Aさんのお陰で、沢山の気持ちを知る事が出来ました…本当に感謝しかありません」
そう言うカナヲの頭を優しく無常は撫でた
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メア様推しの人 - これって現在パロ?てないんですか? (6月2日 16時) (レス) @page45 id: b2dbf5b4a0 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - たまたま見つけたお話でこんなに泣くとは思いませんでした!素敵な作品でとっても感動しました。続編見てきます! (5月23日 19時) (レス) @page45 id: 87b97eb6cb (このIDを非表示/違反報告)
らら - ほんっとに小説で泣けない私なのにぼろなきしちゃうくらい素晴らしい作品をありがとうです!!今から全力で現代読んできます!! (2022年1月1日 16時) (レス) @page45 id: 593b9c77e0 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - ミラー☆さん» ミラー☆様!わぁぁぁ!ありがとうございます!手紙のところは私なりに力を入れた部分なので、そう言っていただけて本当嬉しいです!🙏✨こちらこそ、一章から九章まで読んでくださり、ありがとうございます! (2021年9月28日 1時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - 凛華さん» 凛華様!ほっ、本当ですか…!?めちゃくちゃ嬉しいです…😭そう言って頂き、本当にありがとうございます! (2021年9月28日 1時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yu-grena | 作成日時:2021年2月13日 23時