モトキの姉は【フィッシャーズ】

学生時代 ページ8

フィッシャーズの名前がまだなかった頃






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「お前らまだ動画やってんの？」




「アイドル気取り？」




「きっも」







私はその頃3年生だった。




シルクやモトキ…我が弟達にも友人が出来たであろう。





よくグループで行動していた。






友達「ねえねえ。Aの弟さんたち、いじめられてるんだって！大丈夫なの？」





私が「いじめ」を知ったのは友達からの言葉だった






朝、昼、放課後……





生徒会長補佐である私は1年部の所に毎日行っていた






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初めて1年部に顔を出した時…





最初に見たものは…









貴「モトキ！ダーマ！！」






金髪男女に壁に追い込まれてる2人の姿








「誰あの女ー？」



「やべ！生徒会長補佐の…」



「こいつの姉じゃねー？」





1人のやつが私の弟の胸ぐらを掴む






貴「てめえ…離せよ！！」






体術は得意だったんだ…





でもここで手を出したら私の負けだ







怒りを最大限まで我慢した







「おいおいやめとけやめとけ。成績下げられるぞ」





「おっと！あっぶねーそうだった」








ゲラゲラと笑いながらどこかへ行ってしまう









貴「酷いね。ごめん」






モトキ「姉さん…ありがとう」



ダーマ「ありがとう先輩。」





私は2人に笑いかけた








ここまで酷いとは思わなかったな

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