聖闘士星矢secandシリーズ 短編集

シジフォス　　リク ページ46

あれ？ここどこだろう？
どーもーAです。
絶賛迷子中的な？感じです。
ひどい話ですよねー。
こんなわかりにくい道を作った人を恨みたくなる
そんな私はわからない道をずっとウロチョロするのであった


「あれ？あの子…」

前に聖域に来ていた子だな


レグルスと仲良く話してた子だ。

またなんでこんな道に入ってしまったんだ

「どうしたんだぃ？」

俺が話しかけるとそれに驚いてこちらを振り向く

『あの…貴方様は…ｼｼﾞﾌｫｽ様…？』

「そうだけど…？」

うわぁー本物だー。ヤバイよぉマジイケメンだ


三十路前とは思えないてか、思いたくない

「どうしたの？こんな道に入っちゃって」

『あぁ。それが…道に迷っちゃって…』、

迷子か…。たしかにここらへんは確かに道が入り組んでいるが覚えればそんな苦ではないところなんだけもな…

「いいよ。送り届けてあげる」
『ホントですか？』

「うん。うちのレグルスと仲良くしてくれた。お礼だよ。」


レグルス…！

あー見られてたの…！


「さて、ちゃんと捕まっててね。君の家の方角はどっち？」


西を指差す少女

「わかった。」

ｻｼﾞﾀﾘｱｽの聖衣の羽が大きく開く

バサッと音を立てて羽ばたく

見たことのない景色


上から見るなんてあまりない


『あの、あそこです。』

少女が指差す方へ降りようとするｼｼﾞﾌｫｽ


あれ？ここどこかで…


ガチャっと開く扉


「おぉかえってこれたの…か…ってｼｼﾞﾌｫｽ！？」


「アルデバラン、最近顔を出さんと思ってたら子どもたちの面倒を見てたのか。」



「おう！Aもその一人だ。でもこいつは筋金入りの方向オンチでなこないだも街に行って帰ってくるだけで半日かかったくらいだ！」



ハハハッと笑うアルデバラン



「でもアルデバラン、ちゃんとあなたのうちの方向に向かって歩いていたぞ。」



偉いなっと頭を撫でられる



「なぁシジフォスよ。子供の引き取り手を探したいんだ。あとはコイツだけなんだ。」


迷子の子を引き取ってくれそうなとこ
迷子にならなくてもいいところ…


うーんと考えるｼｼﾞﾌｫｽ
　聖域なら…！

「俺のところにきなよ。女官になって俺の身の回りの手伝いをしてくれる？女官なら迷子にならないだろ？」
「おぉ！ありがたいよｼｼﾞﾌｫｽ！」


『ありがとうございますｼｼﾞﾌｫｽ様。』

憧れの貴方様の近くに行けることはしあわせです。
あの時ﾚｸﾞﾙｽと話してたの貴方の話なんて言えないよね。

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