聖闘士星矢secandシリーズ 短編集

アスミタ ﾘｸｴｽﾄ ページ43

さて、今日の仕事終わり！

アスミタ様は…まだ……

自室からでてこない


今朝の朝食から夕食もまだだというのにあのお方は…

いつものように瞑想しているため食事をとる取らない

教皇様からしっかり食事を取るように言われているのに…

はぁと落ち込みながらアスミタの自室前にもう来ていた

｢アスミタ様！｣


勇気を出しノックした

しかし、返事はない


失礼と思いながらもそっと扉を開けた


アスミタ様は…


キョロキョロしながらあちこち探す



あ、瞑想しているアスミタ様を発見


それにしても、お部屋がお広い

さっきの扉からかなり箆距離がある


｢あの、アスミタ様｣


｢なんのようだね？｣


今日初めて開いた口
目は開かないもののしっかりこちらを見ているように私に声をかけてくれた


｢夕食をまた食べておりません。もう、夜中になってしまいます。食べないとお身体にさわります｣


食事の件をはっきり言ったA

言ってから気づいた

美しい顔がこちらをジッと見ている


かぁぁぁっとなり心臓がドキドキしてきた




｢うむ、そんな時間だったかな、｣

口を開き時間などさほど気に求めていなかったご様子である

『えぇ、昨夜食べてからもう少しでまる一日食べてないことになります。』



はて、昨日食べたのがさいごだったのか

しかし、これ以上彼女を困らせるわけにもいかない



｢すぐに食事の準備をしたまえ。｣



『はいっ！』


アスミタ様…ありがとうございます
貴方だけが私の料理を美味しいと言ってくれた
唯一の人とはまだ言えませんが
とてもうれしいです




｢早く、食事を！｣



『どうぞ、アスミタ様』

アスミタ　　リク　→←マニゴルド 続き リク

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す