聖闘士星矢secandシリーズ短編集 (ページ31)

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裏切りからのシャカリクページ31

ごめんなさい

シャカ

ハーデスに…私達はアテナを守るために

大好きなあなたを裏切ってしまった

だから、どうせならあなたの手で消して欲しい

どうせなら、貴方に消してもらいたい

そんな中…天武法輪で、シャカが攻撃する

裏切り者の五感を奪っていく

シ「第一感剥奪」

続くように二感､三感と……

裏切ったのに、なんで、なんで、優しいコスモで語ってくるの

あなたは、私たちの思いを読み取ってくれたのね

シャカ……

聞こえない､喋れないただ目でしか見れない

サ「アテナの首をもらうため！貴様にくれてやる！」

あの、構えは

「「アテナエクスクラメーション!!」」

シ「第五感剥奪！」

待って、シャカ

おいてかないで

考えている時にはもう、シャカに向かって

走っていた

シュ「あいつは何してんだ！」

サガ「〈消えるぞ！〉」

一緒に来た二人の声

シャカに向かってただ走った

爆発音が響く

シュ「死んだのか？恋人とともに」

サガ「〈馬鹿が……シャカ､A〉」

カ「〈ん……サガ！何が見える〉」

消えたはずだ

見えてるいるのは幻覚なのか

消滅したと思われたシャカがAを抱いて

沙羅双樹の花の元に歩いていく

シ「A…すまないな…愛していた､しかし、このようにするほかなかった…一緒に……」

花弁に血文字を書いていく

花弁が

すっとシュラがシャカの後ろに立つ

シュ「シャカ…さらばだ」

手刀を構え
振り下ろす……

ぴたっと首筋で止まった

サ「お前は、AE の時にはもう」

カ「〈守っていったのだな〉」

シャカとAの体が

光となって消えていく……

シ「A､起きたまえ」

あ「シャカ?え、ここは？」

シ「冥界だ。」

あ「なんで、AE くらって、それから？」

シ「私がここまで連れてきた」

あ「なんで、裏切ってしまったのに！」

シ「なら、A､お前の感情は嘘だというのか？」

あ「え、」

シ「私が好きだが､裏切ってしまいった…それが一番の悲しみだと言いたいのだろう？」

あ「アハハ、そうだよシャカはなんでもわかっちゃうから裏切ったのにあんな暖かなコスモを私に送り続けた」

シ「なんのことかね？」

あ「わかってるくせに」

シ「そうだな…」

Aを抱き上げ

影を重ねた

シ「私にここまでさせるのはお前だけだぞ」

あ「シャカ……」